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米女子メジャー前哨戦を制したのは19歳のルーキー。タイの新鋭A・ティティクルってどんな選手?

米女子ツアーメジャー前哨戦「JTBCクラシック」で渋野日向子、古江彩佳と同期のルーキーが参戦5試合目で初優勝を飾った。

2週間前、ホンダLPGAタイランドで勝ったデンマークのN・コルツ・マドセンとのプレーオフを制し優勝したのは、2月に19歳になったばかりのA・ティティクル。タイ勢の優勝はツアー史上6人目の快挙だ。

「頭の中はいろいろな思いが渦巻いていましたが、すべてのショットに全力を尽くそうという強い気持ちだけは忘れませんでした」と期待のルーキー。

「勝っても負けても全部勉強。次のチャンスはある。だから目の前のショットだけに集中しようと思っていたんです。誰もが勝ちたいと思ってここに来ていて、もちろん私も勝ちたかった。でもこんなに早く勝てるなんて本当に信じられません」と声を弾ませた。

19歳25日でのツアー優勝は、L・コーやL・トンプソンにはかなわないが、史上十指に入る年少V。ちなみに笹生優花の全米女子オープン制覇は19歳11カ月21日。

今季ティティクルはここまで5試合に出場し、優勝含めベスト10入りが3回。ルーキーながら圧巻のプレーぶりだが、それもそのはず。アマチュア時代に欧州ツアーで2勝を挙げ、昨年同ツアーにフル参戦すると、年間女王と新人王をダブル受賞。ルーキーイヤーで年間女王に輝いた4人目のプレーヤーになっただけでなく、年間女王の最年少記録(18歳9カ月8日)を塗り替えた実力者なのだ。

優勝した彼女を待ち受け祝福したのは、同郷の親友パジャリー・アナナルカーン。「彼女が欧州で優勝したときも私が出迎えたし、私が優勝したときも彼女が見守ってくれた。とても特別な存在です」

今シーズンの米女子ツアーはベテランと若手の力が拮抗し、誰が勝ってもおかしくない状況。ティティクルを含めすでに3人の初優勝者が誕生しており、もちろん日本勢にもチャンスはある。朗報はいつ?

日本食が大好きだというティティクル。今季の台風の目となりそうだ(Photo by Donald Miralle/Getty Images)

週刊ゴルフダイジェスト2022年4月19日号より