決定! ベストスウィンガー2021<女子部門>1位は無類の強さを誇ったあの選手!
週刊ゴルフダイジェストの年末恒例企画「ベストスウィンガー」。読者からの投票によって選ばれた女子部門の1位は?
TEXT/Kenji Oba PHOTO/Tadashi Anezaki、Hiroyuki Okazawa、Shinji Osawa、Hiroshi Yatabe
女子は日本選手が上位を独占
戦国時代の様相を呈しつつある国内女子ツアー。そのなかでベストスウィンガーの座を射止めたのは、賞金女王に輝いた稲見萌寧だ。東京五輪では日本ゴルフ界初の銀メダルを獲得。今季ツアー9勝という圧倒的な強さに、「ピンを狙っていける精度の高さと距離感は米ツアー選手並みのレベル」(60歳男性)といった、最大級の賛辞が数多く寄せられた。正確無比なフェードボールが持ち味だ。
2位は全米女子オープンで畑岡奈紗との日本人対決を制した笹生優花。豪快なスウィングが生む爆発的な飛距離に、「とにかくカッコいい」(27歳男性)、「ダイナミックでパワフルなスウィングに憧れる」(31歳男性)と、とくに若い男性からの支持が集まった。ちなみに全米女子オープンのプレーオフで敗れた畑岡は、今回の投票では9位(24票)に入っているが、今季の米女子ツアーで賞金女王まであと一歩に迫り、世界ランクは日本人トップの6位(12月2日現在)にいる。その活躍を忘れてはならない。
笹生に続き3位に入ったのが、賞金女王争いで稲見を最終戦まで追い詰めた古江彩佳だ。153センチと小柄だが、「強振しないゆっくりスウィング」(63歳男性)、「シンプル・イズ・ベストのムダのないスウィング」(63歳男性)など、こちらはシニア世代からの評価が高かった。シニアや非力な女性には、目指すべき理想のスウィングに見えるのかもしれない。
4位は国内メジャー2勝を挙げた原英莉花。「ダイナミックでエレガントな才色兼備」(31歳男性)、「飛距離だけでなく小技も上手い」(56歳男性)と、天は二物を与えたかのような評価も。
5位には今季ツアー5勝の小祝さくら。涙の復活優勝を果たした渋野日向子が6位に入った。
1位 稲見萌寧
60票
「フェードヒッターのお手本」(58歳男性)
「圧倒的な強さ」(33歳男性)
「腕と体の回転が完璧に同調」(71歳男性)
「ピンを刺すアイアンショット」(59歳男性)
「スウィングがシンプル」(62歳男性)
「今年の活躍が証明している」(62歳女性)
2位 笹生優花
57票
「男子プロ並みの力強さ」(52歳男性)
「豪快なスウィングと飛距離」(74歳男性)
「パワフルで正確なショット」(34歳男性)
「とにかくカッコいい」(27歳男性)
「全米女子OPを制した強さ」(45歳男性)
3位 古江彩佳
54票
「強振しないゆっくりスウィング」(63歳男性)
「安定感抜群のショット力」(49歳男性)
「常に同じスウィングで曲がらない」(50歳男性)
「ボールコントロールのすごさ」(66歳男性)
4位 原英莉花
48票
「ダイナミックでエレガント」(31歳男性)
「大きなスウィングアーク」(65歳男性)
「アドレスが美しい」(51歳男性)
5位 小祝さくら
36票
「キレのあるショット」(51歳男性)
「しなやかでムダがない」(55歳男性)
6位 渋野日向子
30票
「思い切りのいいスウィング」(62歳男性)
「コンパクトなトップ」(57歳男性)
週刊ゴルフダイジェスト2021年12月21日号より
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