決定! ベストスウィンガー2021<男子部門>1位はやっぱりあの選手!
週刊ゴルフダイジェストの年末恒例企画「ベストスウィンガー」。読者からの投票によって選ばれた男子部門の1位はやっぱりあの選手!
TEXT/Kenji Oba PHOTO/Tadashi Anezaki、Hiroyuki Okazawa、Shinji Osawa、Hiroshi Yatabe、Blue Sky Photos
松山英樹がマキロイを抑え男子選手で1位に
2021年、ゴルフ界最大の話題といえば、松山英樹の日本人初、アジア勢初のマスターズ制覇だろう。それは今回の投票結果にも顕著に表れていた。マキロイやタイガーといった世界的なスーパースターを抑え、松山が2021年のベストスウィンガー1位に輝いたのだ。
「マスターズを制した正確無比なスウィング」(60歳男性)「アイアンとアプローチのキレは米ツアーでもトップクラス」(56歳男性)など、日本人というより“世界のマツヤマ”としての評価が多かった。マスターズ優勝もさることながら、プレーオフ最終戦のツアー選手権に8年連続出場の快挙は、世界のゴルフを引っ張るトップ選手&スウィングと言っていいだろう。
松山に次いで3票差で2位になったのはローリー・マキロイだ。「フィニッシュのカッコよさ」(男性49歳)、「クラブが体に巻きつくしなやかさ」(男性51歳)など、美しさを称えるコメントが多かったのは、マキロイのスウィングの特徴といえる。21年はプロ11年目で米ツアー通算20勝を達成し、永久シードを獲得。22年はマスターズ優勝でのキャリアグランドスラムが期待される。
「再現性の高さ」(男性75歳)、「お手本のようなリズムとバランス」(男性50歳)などの評価で3位に入ったのがコリン・モリカワ。20年の全米プロに、21年の全英オープンは、いずれも初出場でのメジャー優勝という史上初の快挙。体型的にも日本人が見習うべきスウィングかもしれない。
1位 松山英樹
105票
「とくにアイアンの精度が最高」(45歳男性)
「弾道コントロールの上手さ」(50歳男性)
「まったく緩みのないスウィング」(64歳男性)
「マスターズを制したスウィング」(62歳女性)
「下半身の安定感とブレないトップ」(49歳男性)
「切り返しが最高に上手い」(63歳男性)
2位 ローリー・マキロイ
102票
「ピタッと止まるフィニッシュ」(49歳男性)
「スウィングのリズムが変わらない」(59歳男性)
「カッコよすぎ」(55歳男性)
「体幹が強く美しいスウィング」(51歳男性)
「体とクラブがシンクロしている」(47歳男性)
3位 コリン・モリカワ
54票
「ボディターンが素晴らしい」(59歳男性)
「キレのいいスウィング」(31歳女性)
「ミスしない再現性の高さ」(75歳男性)
「癖がなく基本に忠実なスウィング」(50歳男性)
4位 タイガー・ウッズ
33票
「完璧なオンプレーン」(55歳男性)
「全ショットがキレイ」(46歳男性)
5位 ザンダー・シャウフェレ
27票
「しなやかで力みが感じられない」(44歳男性)
「ゆったりリズムで安定感抜群」(48歳男性)
6位 ブライソン・デシャンボー
15票
「飛距離が異次元」(33歳男性)
「飛びを追求した進化系」(51歳男性)
週刊ゴルフダイジェスト2021年12月21日号より