【なんでもランキング】Vol.4 「国内女子ツアー年間獲得賞金トップ10」2015年に初の2億超えを果たしたのは?
ゴルフにまつわる様々なデータや記録をランキング化する本連載。第4回は、国内女子ツアーでの年間獲得賞金歴代トップ10をチェック!
国内女子ツアーで年間獲得賞金1億円の壁を初めて突破したのは00年の不動裕理。それ以降、19年まで20年間で延べ59人の選手が大台をクリアしている。今季の国内女子ツアーは、あと2試合を残すのみだが、20年と21年を統合して1シーズンとなったため、トータル52試合で争われている。もちろん過去最多の試合数で賞金総額は58億7250万円に膨れ上がった。そのため賞金1億円以上を獲得した選手が、TOTOジャパンクラシック終了時で11人。目下トップの稲見萌寧は出場42試合で8勝し、すでにイ・ボミの持っていた歴代1位の記録を更新している。
年間獲得賞金は長らく翌シーズンのシード権の基準となってきたが、今季は賞金ランキングに加えてメルセデス・ランキングの上位50位までにもシード権が与えられる。そして来年からは賞金ランキングによるシードはなくなり、メルセデス・ランキングに一本化されることが決まっている。これは大会ごとに賞金額が大きく異なるためで、今年のアース・モンダミンカップは優勝賞金5400万円だが、ゴルフ5レディスは1080万円と5倍もの開きがあった。また海外メジャーでの成績もポイントに加算されることで、選手の実力がより反映されやすくなる見通しだ。
<国内女子ツアー年間獲得賞金トップ10>
週刊ゴルフダイジェスト2021年11月30日号より