【なんでもランキング】Vol.1 PGAツアー年度別“飛ばし屋”ベストテン。デシャンボーに迫る03年の王者とは?
ゴルフにまつわる様々なデータや記録をランキング化する本連載。第1回は、PGAツアーでの年度別平均飛距離1位の選手をランキング!
先週、日本で開催されたZOZOチャンピオンシップには2021平均飛距離317.1ヤードのキャメロン・チャンプをはじめ、310ヤード超の選手が5人も出場し豪快なショットを披露したが、PGAツアーで300ヤードの大台を初めて超えたのは1997年のジョン・デーリー。302ヤードを記録すると、2002年までは唯一300ヤード超えのプロとして君臨した。そのデーリーを抜いて2003年にトップに立ったのが98年に全米アマを制覇しているハンク・キーニー。18年も前なのにデシャンボーに迫る歴代3位の321.4ヤード!
2000年に登場したタイトリスト「プロV1」に代表されるボールとクラブの進化が最大の要因と思われるが、翌年2004年には一気に7ヤードもダウン。実はこの年からスプリング効果の基準が定められ、PGAツアーでもドライバーのCOR(高反発係数)テストが導入されていた。これがなかったらデシャンボーの記録を上回っていた!?
<PGAツアーの年度別「平均飛距離1位の選手」トップ10>
1位 | 2021年 | 323.7Y | ブライソン・デシャンボー |
2位 | 2020年 | 322.1Y | ブライソン・デシャンボー |
3位 | 2003年 | 321.4Y | ハンク・キーニー |
4位 | 2018年 | 319.7Y | ローリー・マキロイ |
5位 | 2006年 | 319.6Y | バッバ・ワトソン |
6位 | 2005年 | 318.9Y | スコット・ヘンド |
7位 | 2011年 | 318.4Y | J・B・ホームズ |
8位 | 2019年 | 317.9Y | キャメロン・チャンプ |
9位 | 2015年 | 317.7Y | ダスティン・ジョンソン |
10位 | 2017年 | 317.2Y | ローリー・マキロイ |
週刊ゴルフダイジェスト2021年11月9日号より