Myゴルフダイジェスト

「凍ったペットボトルは持ち込みNG」その驚きの理由とは? 五輪ボランティアの裏事情

KEYWORD

東海地区でレッスンを展開している早川佳智プロが、霞ヶ関CCでゴルフ競技のボランティアに従事するという噂を聞きつけ、開幕前に直撃。ボランティアの裏事情を聞いた。

Q. ワクチンはすでに受けた?
A. 都庁で優先接種がありました

当時、観客の有無は決定していなかったのですが、選手をはじめ多くの人と接点を持つことが想定され、優先的に接種できるということで7月初旬に受けました。ただ、接種会場は都庁のみ。移動時の感染リスクを考えて、住んでいる愛知県から車で上京して受けました。

Q. ウェアはどのように受け取る?
A. 静岡の沼津まで取りに行きました

ボランティアグッズはポロシャツ3枚、ズボン2着、帽子1個、マスク2枚、靴下2足、シューズ1足、ポーチ1個。ボランティアのIDカードと一緒に静岡県沼津市まで出向いて取りに行きました。本人確認は必須なので、仕方ないと思いますが、東京以南では沼津が唯一の会場というのは……。

これは超貴重! でも沼津まで取りにいくのは大変……

Q. 当日、都合が悪くなったら?
A. メールで連絡すればOKです

7月中旬に講習を受けにジュニア時代以来久しぶりに霞ヶ関CCへ行きました。そこで、無観客が決定し、ボランティアの仕事が減ったと関係者から説明がありました。驚いたのは「当日、急遽来られなくなった場合はメールで連絡いただければ大丈夫です」と。やっぱりボランティアが余ってるんですね(笑)

Q. 熱中症対策は?
A. チームで交代しながら仕事をこなします

夏の酷暑で知られる霞ヶ関CC。ボランティアは最少1組10人くらいのチームになるらしいので、交代で日陰などで休みながら仕事をすることになっています。水などは支給されるらしいのですが、凍らせたペットボトルの持ち込みはNG。凶器になるからという理由なのですが……。

Q. 仕事が終わったあとは?
A. コースで競技が見られます

ボランティアの人数が多いこともあって、基本的にボランティアに従事するのは午前だけ、または午後だけとなるとのこと。ボランティアウェア着用が必須条件ですが、終わったあとは見たい組について回っていいとのことです。握手や話しかけるのはNGですが、それでも嬉しい特典です!

週刊ゴルフダイジェスト2021年8月10日号より

関連記事