＜ニチレイレディス／袖ヶ浦CC 新袖C（千葉）／6550Y・パー72／6月18日〜20日＞
PHOTO／Shinji Osawa

千葉県・袖ケ浦CC新袖Cで行われたニチレイレディス。初優勝を狙う若手を鮮やかに抜き去り優勝したのはベテランの申ジエ。全美貞とのプレーオフを制し同大会4勝目、ツアー通算25勝目を挙げた。

最終日、首位と4打差の9位タイからスタートした申ジエが、最終日ベストスコアの66で回り、トータル10アンダー。全美貞と並びプレーオフに突入。

18番パー5で行われたプレーオフ4ホール目、バーディを奪った申が優勝を果たした。

「全さんがいいプレーをしていたので私も頑張った。彼女より少しだけ運がよかったんだと思います」と謙虚に語った申は、今大会4勝目と抜群の相性を発揮。日本ツアー通算25勝目は世界通算60勝目という節目の勝利となった。

トップタイからスタートした森田遥は前半で3つスコアを落とし苦しい展開に。後半は立て直してきたが、16番でボギーを叩き4年ぶりの優勝に1歩届かず

初優勝を狙った吉田優利は15番でバーディを奪いトップと1打差に迫るも、難関16番をダブルボギーとし優勝戦線から脱落

<ニチレイレディス　最終成績>