【全米プロ】50歳ミケルソンが首位を死守! 松山英樹は後半苦しみ1オーバー23位タイに後退
<全米プロゴルフ選手権3日目/キアワアイランドGRオーシャンC/7876Y・パー72>
メジャー第2戦、全米プロゴルフ選手権は3日目が終了し、フィル・ミケルソンが単独首位をキープ。メジャー6勝目へ、衰えを知らない50歳が今日もギャラリーを魅了した。
ショットが冴えわたる。前半4つのバーディを奪うと、10番でもバーディを奪い、一時は通算10アンダーまでスコアを伸ばす。
13番でティーショットを池に入れダブルボギーとしてしまうも、難しい終盤のホールをパーで切り抜け、この日2アンダー、トータル7アンダーとして単独首位をキープ。
ピンをさす切れ味鋭いアイアンショットが光ったが、ティーショットの飛距離も健在。3日間の平均は312.1ヤード。並みいる飛ばし屋たち混じり、ドラビングディスタンスで16位につける。
1打差の単独2位につけるのは、メジャーキラーのブルックス・ケプカ。今年の3月に右ひざを手術したばかりで決して万全とはいえないなかで、18年、19年の全米プロチャンプが虎視眈々とメジャー5勝目を狙う。
一方、2日目にスコアを伸ばし、首位と2打差の4位タイと好位置からスタートした松山英樹は、前半2つスコアを伸ばし、ミケルソンを追走するかと思われたが、11番パー5をボギーとすると、14番までの4ホールで5つスコアを落とし、この日4オーバー。トータル1オーバーの23位タイに後退した。
リンクスの強い風やグリーン周りの厳しいセッティングに加え、1m以内でも気が抜けない難グリーン。最終日も決して何が起こるか分からない。
役者が揃った上位争いから、明日も目が離せない。
<全米プロゴルフ選手権成績 3日目終了時>
1位 | フィル・ミケルソン | -7 |
2位 | ブルックス・ケプカ | -6 |
3位 | ルイ・ウエストハイゼン | -5 |
4位 | ケビン・ストリールマン | -4 |
5位T | クリスティアン・ベゾイデンハウト | -3 |
5位T | ブランデン・グレース | -3 |