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【全米プロ】50歳ミケルソンが首位を死守! 松山英樹は後半苦しみ1オーバー23位タイに後退

速報
2021.05.23

<全米プロゴルフ選手権3日目/キアワアイランドGRオーシャンC/7876Y・パー72>

メジャー第2戦、全米プロゴルフ選手権は3日目が終了し、フィル・ミケルソンが単独首位をキープ。メジャー6勝目へ、衰えを知らない50歳が今日もギャラリーを魅了した。

ギャラリーの大声援に応えるミケルソン(Photo by Patrick Smith/Getty Images)

ショットが冴えわたる。前半4つのバーディを奪うと、10番でもバーディを奪い、一時は通算10アンダーまでスコアを伸ばす。

13番でティーショットを池に入れダブルボギーとしてしまうも、難しい終盤のホールをパーで切り抜け、この日2アンダー、トータル7アンダーとして単独首位をキープ。

ピンをさす切れ味鋭いアイアンショットが光ったが、ティーショットの飛距離も健在。3日間の平均は312.1ヤード。並みいる飛ばし屋たち混じり、ドラビングディスタンスで16位につける。

1打差の単独2位につけるのは、メジャーキラーのブルックス・ケプカ。今年の3月に右ひざを手術したばかりで決して万全とはいえないなかで、18年、19年の全米プロチャンプが虎視眈々とメジャー5勝目を狙う。

一方、2日目にスコアを伸ばし、首位と2打差の4位タイと好位置からスタートした松山英樹は、前半2つスコアを伸ばし、ミケルソンを追走するかと思われたが、11番パー5をボギーとすると、14番までの4ホールで5つスコアを落とし、この日4オーバー。トータル1オーバーの23位タイに後退した。

リンクスの強い風やグリーン周りの厳しいセッティングに加え、1m以内でも気が抜けない難グリーン。最終日も決して何が起こるか分からない。

役者が揃った上位争いから、明日も目が離せない。

<全米プロゴルフ選手権成績 3日目終了時>

1位フィル・ミケルソン-7
2位ブルックス・ケプカ-6
3位ルイ・ウエストハイゼン-5
4位ケビン・ストリールマン-4
5位Tクリスティアン・ベゾイデンハウト-3
5位Tブランデン・グレース-3