スタイリストの森岡弘さんがゴルフの着こなしについて語る「幸服論」。今回は、カジュアルの代名詞フード付きパーカ。近年“フーディ”と呼ばれることも多いが、大人ゴルファーはどう着こなす?　森岡氏に着こなしを教わった。

●今月のテーマ●

「フーディ」の着こなし方

現代に合わせてアップデートしよう

――今回はキャメロン・ヤングが着用する“フーディ”に注目してみました。ゴルフ場でも着ているゴルファーが徐々に増えている印象です。

森岡　月刊GDの読者の世代でも、ブレザーやスタジャンの下に着込むのが流行したこともあるので、抵抗感なく取り入れられるアイテムだと思います。

――日常でも着用してきた、カジュアルなアイテムですもんね。

森岡　ただ、慣れ親しんでいるからこそ意識していただきたいのは、着こなしの「更新」です。見かけは昔着用していたものと大差がなくても、呼称が“フーデッドパーカ”から“フーディ”へと変化しているように、現代のファッション性が反映された色味やシルエットが登場しています。ですから、過去の着こなしを再現するのではなく、合わせる小物に変化をつけるなどして、新しい着こなし方を模索するとよいでしょう。低彩度の色味を選ぶと大人っぽく着用できます。

――確かにその色味のほうが、より若々しい印象が作れそうです。

フーディのおすすめコーディネート

おすすめフーディ2選

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月刊ゴルフダイジェスト2026年1月号より