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元ラグビー日本代表・大畑大介がささきしょうこのキャディとしてプロツアーデビュー! 「また来年、この2人で戻って来られたら」

10月10日から3日間、東名カントリークラブで「スタンレーレディスホンダゴルフトーナメント」が開催された。この大会で、元ラグビー日本代表の大畑大介が、ささきしょうこのキャディとして参戦した。

PHOTO/Hiroaki Arihara、Hiroayuki Okazawa、Tadashi Anezaki

スタンレーレディスホンダでキャディとしてデビューした、週刊ゴルフダイジェストでもおなじみの大畑大介。先月、清水重憲キャディと対談し“キャディのいろは”を学び、東名カントリークラブでデビュー。ささきはカットラインに2打及ばず予選落ちしたが、同じ関西をベースにする2人の相性はバッチリ。大畑は早くも「リベンジしたい」と息巻いている。

>>清水重憲キャディとの対談はこちら

  • 元ラグビー日本代表の大畑大介が「スタンレーレディスホンダ」で女子プロのバッグを担ぐことに。初めてのキャディで分からないことだらけの大畑が助けを求めたのは、“優勝請負人”の異名を取るベテラン・清水重憲キャディ。 大畑大介 おおはた・だいすけ。1975年11月11日生まれ。大阪府出身。元ラグビー日本代表。ポジションはウイング、センター。日本代表キャップ58。ゴルフのベストスコア81清水……

初日は2オーバーと出遅れたが、2日目の粘りがささきの真骨頂。前半、2つのバーディを奪取すると、大畑と共に笑顔をこぼす。2人の歯車が噛み合い、「ここから」と思わせたが「初日に(スコアを)抱えてしまった」(ささき)分、予選通過に届かず。しかし、ささきは大畑のポジティブなマインドに感謝。「このコンビを再結成するには、私がまずシードを確保すること。残りの試合でしっかりプレーし、また来年、この2人で戻って来られたら」と話した。

大畑は、ささきの「切り替えのうまさに感動しました」。ミスしてもナイスショットでも「引きずらないところ、すごいな……。ゴルフ以外でも大事なことだと思う。ほんま勉強になりました」。清水キャディとの対談時、「緊張する」と話していたが、ラウンドが進むにつれ大畑の目がイキイキと輝きだしたのは明らか。本人が心配だと話していた、ギャラリーへの「プレー入ります」の声掛けもごく自然。大畑の“裏方ぶり”に注目するギャラリーも多く、ラグビー日本代表のユニフォームやグッズを持参してサインを求める人もいたほど。

本人は「目立たないようにしなくては」と話していたが、ささきとのコンビが大会の話題のひとつになったのは確か。来年の再タッグが今から楽しみだ。

「裏方の経験を現役時代にできていたらプレーの幅が広がったかも」と大畑。貴重な機会に「ささきプロには感謝しかない」

清水キャディから「とにかく丁寧に」とアドバイスされたバンカーならし。合格!

初日は距離計測も緊張したというが、2日目の後半にかけ、コンビの歯車が高回転

週刊ゴルフダイジェスト2025年11月4日号より