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【藤田寛之の米シニア挑戦記】Vol.15「後輩の西脇まあく選手がフリスコまで遊びに来てくれました」

2025年から米シニア(PGAツアー チャンピオンズ)に挑戦している藤田寛之が、現地での生活や試合の様子をレポート!

PHOTO/BKコーポレーション

アメリカンファミリーインシュランス選手権の会場で西脇選手と2ショット。西脇選手は京都府出身の26歳

>>前回のお話はこちら

PGAツアーチャンピオンズはメジャー2戦を含む4連戦が終わり、オープンウィークでした。1カ月ぶりにフリスコのレンタルハウスに戻ってきました。今週は後輩の西脇まあく選手が遊びに来てくれて、一緒に練習三昧でした。実は前週のアメリカンファミリーインシュランス選手権(ダブルス戦)のときから合流してくれて、自分の試合を応援してくれたんです。

西脇選手はもともと葛城GCでプロになった後輩。自分がずっとアドバイスをしていたので、アメリカにおいでよって言ったら、ボクのオープンウィークに合わせて来てくれました。そしてフリスコに戻ってからは、ダラス近郊のゴルフ場を一緒に回りました。ヤマハのゴルフカート関連の知人に予約をしてもらったのですが、ゴルフ場名は忘れちゃいました。


西脇選手とは火曜、水曜、木曜に3ラウンドしました。ボクはさらに金曜も回ったので4ラウンドです。朝から練習して18ホールを回ってまた練習して……。今週は本当にゴルフ漬けでしたね。西脇選手はすごくおしゃべりなので、かなり楽しかったです。年齢はちょうど30歳差になりますが、ゴルフの話なら合いますからね。いろいろ話せたので、いいリフレッシュができました。

土曜だけ完全休養日にしました。最近、ヨガではなく、ストレッチをするようになりました。ヨガよりも時間をかけています。とにかくしっかり筋肉を伸ばすこと。やはりトレーナーがいないと体の動きが鈍くなるというか、スムーズに動けない感じがあるんです。おそらく筋肉の凝りや関節のズレなどがあるのでしょう。そんなボクを見て杉浦マネジャーがダラスでトレーナーを見つけてくれたんです。土曜にさっそくケアしてもらいました。専門家に見てもらうと体もすっきりします。今後、フリスコに戻ってきたときは、週2回くらい見てもらいたいなって考えています。

映画を見ながら念入りにストレッチです

最近はヨガではなくストレッチ。張りが残っているところは再度ストレッチします。念入りです。朝はダイナミックストレッチ(動きながらやる)です。プロは体が資本ですから日々のケアが大切

藤田寛之

1969年生まれ、福岡県出身。葛城GC所属。レギュラーツアーで23年間シード選手として活躍。ツアー通算18勝を挙げ、2012年に賞金王を獲得。2023年日本シニアオープン制覇。今季はPGAツアーチャンピオンズにシード選手としてフル参戦中

週刊ゴルフダイジェスト2025年7月8日号より