ゴルフにまつわる様々なデータや記録をランキング形式で紹介する本連載。今回は、今週2年ぶりに開催される「For The Players By The Players」の2022年大会を振り返る。

今週、国内男子ツアー、For The Players By The Playersが群馬県のTHE CLUB golf village（旧THE RAYSUM）で開催される。ツアー唯一のステーブルフォード方式（ポイントターニー）を採用しており、パー0点、バーディ2点、イーグル5点、アルバトロス8点、ボギーはマイナス1点、ダブルボギー以上マイナス3点で換算し、その総得点を競うため、普段のトーナメント以上に選手たちがピンを狙っていくアグレッシブなプレーが見られるだろう。

2年前の2022年に日本ゴルフツアー機構（JGTO）主催の大会として第1回大会が開催され、昨年は準備期として開催せず、15ホールのグリーンの形状を変更し、20カ所のコレクションエリアと大きな池の造成、さらにフェアウェイ、バンカー、ティーイングエリアなど、44カ所のコース改造を行った。

第1回大会では初日に1イーグル5バーディ、1ボギーで回った小袋秀人が14ポイントを獲得してハン・リーと並んで首位発進。2日目には今野大喜が8バーディ、3ボギーで回り、13ポイントを獲得し通算21ポイントとして首位に浮上。そして3日目に地元・群馬出身の36歳、小林伸太郎が7バーディ、1ボギーで13ポイントを獲得し、通算33ポイントとして単独首位に立つと、最終日も5バーディ、2ボギーで回り、8ポイントを加えて通算41ポイントとし、うれしいツアー初優勝を遂げた。

＜2022年 For The Players By The Players 最終成績＞

週刊ゴルフダイジェスト2024年5月21日号より