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ケプカ、マスターズ出場は絶望的!? 痛々しい松葉杖姿をSNSで公開

マスターズ開幕まで18日と迫った3月21日、ブルックス・ケプカが右ひざに包帯を巻き松葉杖をつく自身の写真をSNSに投稿。メジャー出場に疑問符がついた。

米ゴルフメディアに、ケプカ自身がメールで3月16日にひざの手術を受けたことを報告。「どんな状態であれ自分の体に耳を傾ける」と、マスターズ出場を楽観視できずにいる近況を伝えたという。

メジャー4勝を挙げているケプカだが、ここ2年はケガに悩まされ18年には手首の故障でマスターズ出場を断念。19年には左ひざの負傷から派生して左腰も痛め、3カ月の戦線離脱を余儀なくされた。

今季はウェイストマネジメントフェニックスオープンで復活優勝を飾りWGCワークデイ選手権で2位に入ったものの、その大会の第3ラウンドで首痛を訴えた後、右ひざの捻挫が発覚。検査で膝蓋骨脱臼と靭帯損傷が判明し、手術を受けた。SNSに投稿した写真を見る限り回復の見込みが立っていない様子だが……。

この投稿にファンからは「1日も早い回復を祈る」「リハビリ頑張って!」「自分もひざの手術を受け1カ月で回復したから大丈夫」など激励のコメントが多数寄せられた。

ケガによりワークデイ選手権以降欠場が続いているケプカはプレーヤーズ選手権も出場を断念。マスターズに出られるかどうかは神のみぞ知る状況だ。11月のマスターズには出場したが9月の全米オープンは欠場しており、今回、欠場となれば直近3回のメジャーで2度の欠場となる。

ケプカとマスターズとの相性は良く、タイガーが世紀の復活劇を演じた19年には2位、昨年も7位に入っており「普通の試合よりメジャーのほうが狙いが定まってやさしい」と豪語するメジャーキラーにとって、グリーンジャケットはのどから手が出るほど欲しいタイトルだ。もちろんファンも彼の活躍を楽しみにしている。4月第2週、果たしてケプカはどこにいる?

ケガとの戦いに打ち勝てるか(写真は2019年マスターズ。PHOTO/Tadashi Anezaki)

週刊ゴルフダイジェスト2021年4月13日号より