ゴルフにまつわる様々なデータや記録をランキング化する本連載。今回は、今週開催される「フジサンケイレディス」でのホールインワンを達成者を振り返る!

今週、国内女子ツアー、フジサンケイレディスクラシックが開催される。舞台は川奈ホテルゴルフコース富士コース。C・H・アリソンの設計で1936年開場。東洋一と称賛される美しさと難度を持ち、世界ゴルフ場100選に毎回選出される日本を代表するシーサイドコースだ。

多くの選手を苦しめてきたのが17番パー3（通常営業時は16番）。強烈な打ち上げの砲台グリーンの手前は急斜面で、ショートすると5メートルもの打ち上げのアプローチが残る。1987年の男子ツアー、フジサンケイクラシックでは、直前の16番でチップインイーグルを決めたジャンボ尾崎が右手前に落とすも、崖下からの第2打がピンに一直線に転がり、連続チップインとなるバーディで大会2連覇を手にしている。

フジサンケイレディスクラシックでは17番にホールインワン賞が懸けられており、未達成の場合は100万円ずつ翌年へと繰り越され、上限は800万円。これまで4人が17番で達成しているが下川めぐみ、幡野夏生は上限の800万円、ペ・ソンウは600万円を手にしている。

2年前には藤田さいきが初日に6番アイアンで達成。塩谷育代、今堀りつ、高村博美、城戸富貴、金萬壽がマークしたツアー最多記録に並ぶツアーで6度目のホールインワンだった。

藤田は先日の富士フイルム・スタジオアリス女子オープン2日目にも7度目となるホールインワンを達成しツアー最多記録を更新している。

＜フジサンケイレディス　ホールインワン達成者（2004年以降）＞

週刊ゴルフダイジェスト2024年4月30日号より