【なんでもランキング】Vol.116 トップは驚異の294Y! 2024米女子ツアー「平均飛距離」トップ10
ゴルフにまつわる様々なデータや記録をランキング化する本連載。今回は、2024年の米国女子ツアー、第4戦終了時点の平均飛距離トップ10をご紹介!
2月のホンダLPGAタイランドから続いた米国女子ツアーのアジアシリーズ3連戦。2戦目のHSBC女子世界選手権では古江彩佳が3日目を終え単独首位に立ったが、最終日に崩れてしまい、米ツアー2勝目とはならなかった。HSBC終了時のドライビングディスタンスを見てみると、今季はまだ4試合しか終えていない段階だったが、294ヤードというすごい記録を出している選手がいた。ホンダLPGAタイランドに出場した地元タイのナタキッター・ウォンタウィラーだ。
- タイのサイアムCCウォーターサイドコースで開催されているアジアパシフィック女子アマ、初日の様子をレポート! 男子ツアー顔負けの飛距離を誇る“シム” アジアの女子アマNo.1を決めるアジアパシフィック女子アマ。日本からは6選手が出場し、前回チャンピオンの橋本美月と上田澪空が3アンダーで5位タイ、手塚彩馨と荒木優奈が2アンダー11位タイ、新地真美夏が1アンダー17位タイに……
ウォンタウィラーは2022年の11月にプロ転向し、その年の最終予選会で28位タイとなりLPGAメンバーに。そして昨年のホンダLPGAタイランドでLPGAツアーデビューを飾ると2位に入ったものの、7月の全米女子オープンでは使用が認められていない距離測定器を使用し失格。その後はひざのけがに悩まされ試合に出られなかったため出場できたのはシーズンを通してわずか7試合。今シーズンの出場資格はカテゴリー15と低く、出られる試合が限られるが、果たしてこの記録を伸ばすことができるのか。
シーズンを通したこれまでの平均最長記録は2021年にアン・ヴァンダムが記録した290.822ヤードだが、果たして夢の300ヤード超えはなるか?
<2024年米国女子ツアー 平均飛距離トップ10>
週刊ゴルフダイジェスト2024年3月26日号より