2024パリ五輪まで半年!　ゴルフ競技の日本代表はどう決まる?　出場人数は?

2024.01.25

稲見萌寧の銀メダルから早3年、今年も五輪がやってくる。2024年は、フランスのパリ近郊に位置する「ル・ゴルフナショナル」で国を背負った選手たちの激闘が繰り広げられる。パリ五輪には、誰が出れるのか?　また、パリ行きの切符はどう決まるのか?　調べてみた。

PHOTO／KJR、Hiroaki Arihara

2021年の東京五輪は
男女とも激しいプレーオフに

女子は銀メダルを争い稲見萌寧とリディア・コーのプレーオフとなり、稲見が勝利。男子は銅メダルを争い、松山英樹、コリン・モリカワら7名のプレーオフに。金メダルは男子がザンダー・シャウフェレ、女子はネリー・コルダが獲得した

2024年パリ五輪のゴルフ競技は、男子が8月1日～4日、女子は8月7日～10日の4日間で争われる。現在、日本人選手で出場が有力なのが松山英樹、久常涼、畑岡奈紗、山下美夢有の4名。しかし、パリ五輪の出場権は、6月中旬の五輪ランクに基づき決定する。これから出場選手が決まるということもあり、まだ他の選手にもチャンスがある。誰が出場権を獲得するのか注目だ。

【選出方法1】五輪ランクで上位60名が選ばれる
開催国のフランスには男女各1名の出場枠があり、残り59名の出場枠を争う。各国2人を上限に割り振られる
【選出方法2】上位15位までは各国最大4名まで可能
上位15位以内の選手に限っては最大で各国4名まで出場権が与えられる。男子では世界ランク上位を占めるアメリカ勢が4名の枠を獲得できそうだ

開催はパリの名門「ル・ゴルフナショナル」

ベルサイユ宮殿から車で数分の位置にあるスタジアムコース。18年にライダーカップが開催された