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【なんでもランキング】Vol.101 攻めのゴルフの代名詞!「バーディ率」は中島啓太がトップを独走

ゴルフにまつわる様々なデータや記録をランキング化する本連載。第101回は、2023年国内男子ツアーのバーディ率トップ10をご紹介!

今季マイナビABCなど3勝を挙げ、賞金ランクトップを走る中島啓太(PHOTO/Hiroaki Arihara)

先日のマイナビABCチャンピオンシップでは、中島啓太が今季3勝目を挙げ賞金ランクでも首位に浮上した。中島は初日に「63」をマークし、アマチュア時代も含めて国内男子ツアー出場55試合目にして初の首位スタートを切ると、2日目以降も「69」「66」「66」と連日60台をマーク。4日間で2イーグル、27バーディ、7ボギーの24アンダーとし、2003年に片山晋呉が作った大会最多アンダーパー記録を10年ぶりに1打更新した。

今季の中島はドライビングディスタンスとフェアウェイキープ率のランクをポイント換算して算出されるトータルドライビングで1位(ドライビングディスタンス11位、フェアウェイキープ率33位)とティーショットが安定しているだけでなく、平均ストローク2位、パーオン率3位とショット力も抜群。なかでもバーディ以上のホールを総ラウンド数で割ったバーディ率(1ラウンドあたりのバーティ数)は「4.932」と目下トップを独走中。さらには平均パット数でも6位と、ショット、パットともに死角がない。

国内男子ツアーは今週のダンロップフェニックスを含めて残り3試合。「まだ残りの試合もある。最後まで集中して、賞金王目指していいプレーを続けていきたい」と中島はプロ2年目にして初の王者戴冠を目指す。

<2023年国内男子ツアー「バーディ率」トップ10>

※マイナビABCチャンピオンシップ終了時

週刊ゴルフダイジェスト2023年11月28日号より