【なんでもランキング】Vol.96 6位の大阪は6回とも茨木CCでの開催だった! 都道府県別「日本オープン」開催回数
ゴルフにまつわる様々なデータや記録をランキング化する本連載。第96回は、都道府県別の日本オープン開催回数をご紹介。
今週、日本オープンが大阪の茨木CC西コースで開催される。1927年に神奈川の程ヶ谷CCで第1回が開かれてから今年で88回目。茨木CCでは戦前の1929年の第3回、第4回、第6回の3回が現在の東コースで開かれ、3回とも宮本留吉が優勝している。戦後、西コースが開場すると1973年、1996年に開催され、俱楽部としては今年で6回目の開催となる。そこで都道府県別の日本オープン開催回数を調べてみた。
茨木CCのある大阪は茨城と並んで6回で6位。つまり大阪では茨木CCでしか開催されていなかった。最も多く開催していたのは埼玉で15回。その埼玉で最も多く開催されているのは東京GCで4回だが、戦前の朝霞コースで2回、東京・駒沢にあった駒沢コースでも1回開催されている。霞ヶ関CCでは東コース、西コースとも2回ずつ、武蔵CC豊岡コースでも2回行われている。
2位は神奈川で14回。戦前に移転前の程ヶ谷CCで3回、わずか11年で姿を消した藤澤CCでも1938年の第11回大会が開かれている。
18ホールのコースで最も多く開催していたのは兵庫の廣野GC。1939年の第12回大会から2005年の第70回大会まで5回も開催している。だが、埼玉の東京GCは来年の第89回大会の開催予定地となっており、来年で廣野GCと同じ5回目の開催となる。
<都道府県別「日本オープン」開催回数>
週刊ゴルフダイジェスト2023年10月24日号より
>>こちらもチェック!
- 快適なゴルフライフには、優れたコースと美しい眺望があればいいのかもしれない。 静岡C島田GCは昨年春に改修を開始し、昨秋にオープン済み。改修の指揮をとったのは、多くのコースの改造・改修を手掛け、“オープンドクター”と異名を持つ巨匠、リース・ジョーンズ氏。氏が国内で改修を手掛けたコースは、同コースのほかに同じグループの静岡C浜岡C&ホテル、茨木CC、太平洋C御殿場Cの計4コース。改修……
- 1カ月以上試合のなかった国内男子ツアーが来週、メジャーの日本プロゴルフ選手権で再開する。国内で最も歴史のあるプロトーナメントは、今から100年近く前の1926年に大阪・茨木CCで始まった。 右から越道政吉、安田幸吉、福井覚治、村上伝二、関一雄、宮本留吉 1日36ホールで争われた 1920年10月3日に開場した舞子GC。このとき、キャディマスター兼プロとして採用さ……