【なんでもランキング】Vol.87 渋野日向子だけじゃない! 「全英女子オープン」は日本勢にチャンスあり。歴代上位者の顔ぶれは?
ゴルフにまつわる様々なデータや記録をランキング化する本連載。第87回は、全英女子オープンでの日本選手の成績をランキング形式でご紹介!
エビアン選手権が終了し、今シーズンのメジャーは来週のAIG女子オープン(全英女子オープン)を残すのみとなった。1976年に始まった全英女子オープンは今年で47回目。1984年には岡本綾子が優勝しているが、メジャーに昇格したのは2001年から。2019年に渋野日向子が、1977年全米女子プロを制した樋口久子以来となる日本勢42年ぶりのメジャー制覇を果たしている。渋野は昨年も3位となっており、また渋野以外にも日本人選手が何度も上位に入っている。
男子の全英オープンが海沿いのリンクスで行われるのに対し、全英女子オープンは内陸部にあるインランドコースを使用することもある。岡本綾子と渋野日向子が勝ったウォーバーンGC、2008年に不動裕理が3位タイ、2001年に藤井かすみが7位タイに入ったサニングデールGCは、どちらも木々に囲まれたインランドコースだ。やはり日本ではなかなか体験することのできない本場のリンクスコースより、日本の林間コースのような趣を持つインランドコースのほうが日本の選手には戦いやすいのだろう。
今年の舞台、ウォルトンヒースGCはロンドン近郊のインランドコース。出場予定の11人の日本人選手の活躍に期待がかかる。
<全英女子オープン 日本人の成績上位者ランキング(2001年以降)>
週刊ゴルフダイジェスト2023年8月15日号より
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