【本当にあったルールの話】Vol.28「中断中に自分の球が木に止まっていることを確認したが、翌日地面に落ちていた。こんなときどうする?」
本当にあったルールの話
JLPGAの競技委員を務める中﨑典子さんと阿蘇紀子さんが、競技中に実際にあったルールの事例をご紹介!
ILLUST/Masaya Yasugahira


中﨑典子
なかざきのりこ。ツアープロからJLPGA競技委員に転向し活躍中

阿蘇紀子
あそのりこ。JLPGAの競技委員で米メジャーなどの経験もある
北海道meijiカップの1ラウンド目。18番ホール(パー5)で、プレーヤーが2打目を右の木の方向へ打ってしまった直後に、雷接近のため、即時中断のエアホーンが鳴りました。球は木の枝に止まっているのが見つかり、捜索時間の3分以内にそれが自分の球であることも確認できましたが、翌朝のプレーの再開時にその球は地面に落ちていました
Q. 自分の球が木に止まっていることを確認したが、翌日地面に落ちていた。こんなときどうする?
A. 中断中に球を確認できた場合、元の球か別の球をリプレースしなくてはならない
プレーの中断中で捜索時間内に自分の球が枝の上で確認できた場合、プレーの再開時は球が止まっていたその枝の上からプレーを続けなければなりません。今回のように中断中に風などの自然の力によって球が動かされ、翌朝その球が地面の上で見つかったとしても、プレーヤーは元の球か別の球をリプレースしなければなりません(規則5.7d(2))。
プレーの再開後、プレーヤーはその球をアンプレヤブルとみなし、1罰打を足して後方線上の救済をしました。仮にプレーの中断中に自分の球が見つからず、翌朝になって、球の捜索時間内に自分の球が木の下の地面で発見されたならば、プレーヤーは罰なしにその球でプレーを続けることができました
※この記事は、2023年1月1日から施行されたゴルフ規則に基づいた内容です
月刊ゴルフダイジェスト2026年2月号より


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