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【新ルール】パットのラインに触れた、これって無罰?

パー4の3打目をピン左手前3メートルにつけた満石。慎重にラインを読むと、打ち出す方向を意識づけるために、ボールを通したい箇所にパターのヘッドをトントンと押しつけた。それを見た水谷は、「パットの線に触れたらダメじゃないの?」と指摘した。

このパーパットは外したくない、満石

ボールとカップの間から距離もしっかり確認して…

(右)ゴルル会員番号47 満石奈々葉、(左)ゴルル会員番号44 水谷花那子

素振りも入念にっと思っていたら、ソールがグリーンについちゃった

パットの線に触れるのはNGだと水谷。さぁどっち?

パットの線に触れたらどうなる?

  • A. パットの線に触れると2打罰

    残念、不正解。新ルールでは、プレーの線を含め、グリーン面のどこでも、手、足、または持っているもので触れることができる。ただしグリーン面のテストやらいの改善をすると2打罰(規則10・2b)

  • B. 手で触ると2打罰だが、パターで
    触れるのは問題ない

    不正解です。新ルールでは、プレーの線を含め、グリーン面のどこでも、手、足、または持っているもので触れることができる。ただしグリーン面のテストやらいの改善をすると2打罰(規則10・2b)

  • C. プレーの線を改善することがなければ
    罰はない

    正解は罰なし。旧ルールではルースインペディメントを取り除いたり、ボールマークを修理する場合などを除いて、自分のパットの線に触れることは禁止されていた。しかし、新ルールでは、プレーの線を含め、グリーン面のどこでも、手、足、または持っているもので触れることができる。ただしグリーン面のテストやらいの改善をすると2打罰(規則10・2b)

  • A. パットの線に触れると2打罰
  • B. 手で触ると2打罰だが、パターで
    触れるのは問題ない
  • C. プレーの線を改善することがなければ
    罰はない

覚えておこう! ルールの新用語「損傷したクラブの使用」

たとえば怒ってクラブを地面に叩きつけてシャフトが曲がってしまった場合、旧ルールではその後の使用は禁止されていた。しかし新ルールでは、損傷の内容や原因が何であっても、そのラウンドの残りの間は適合として扱われ、損傷したクラブで引き続きストロークを行うことができる。またプレーを不当に遅らせることがなければ、修理することもできる(規則4・1a)

週刊GD2019年5月28日号より