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【新ルール】旗竿を傾けながらパットした、これって罰あり?

パー3で満石の放ったボールはあわやホールインワンのスーパーショット。タップインしようとした満石だが、ピンに当たって弾かれるのがイヤだったため、ピンを左手で押し、カップの入り口を広くして打つことに。それを見た中里は、慌てて止めに入ったのだが──。

満石のボールはカップ際に止まった!

ゴルル会員番号47 満石奈々葉、ゴルル会員番号21 中里さや香

片手でも入れられる距離に、満石は大喜び。

お先にバーディ、すいません。

ちょっと待って! ピンは傾けた満石に中里が指摘

パットするときに、旗竿を手で傾けることは認められる?

  • A. 認められる

    不正解。新ルールでは、グリーン上から打った球がホールに立った旗竿に当たっても罰はないが、ストロークを行う前に、旗竿をホールに残しておくのかを決定しなければならない。旗竿を残す場合、旗竿をホールの中心以外の位置に故意に動かして利益を得ようとしてはならない。その状態で球が旗竿に当たった場合2打罰となる。(規則13・2a)

  • B. 認められない

    正解。新ルールでは、グリーン上から打った球がホールに立った旗竿に当たっても罰はないが、ストロークを行う前に、旗竿をホールに残しておくのかを決定しなければならない。旗竿を残す場合、旗竿をホールの中心以外の位置に故意に動かして利益を得ようとしてはならない。その状態で球が旗竿に当たった場合2打罰となる。(規則13・2a)

  • A. 認められる
  • B. 認められない

覚えておこう! ルールの新用語「ストローク時のキャディの位置」

プレーヤーのキャディは、プレーヤーがストロークのためのスタンスを取り始めてからストロークを行うまで、プレーの線の球の後方延長線上やその近くに故意に立ってはならない(規則10.2b)。ルール改正直後は、プレーヤーが一度スタンスを解いたとしても、罰を免れることはできなかったが、その後ルールが見直され、スタンスを解いて、キャディがその場を外せば違反にはならないと変更された。

週刊GD2019年6月18日号より

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