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【ゴルフジム】「アイアンで球が右に飛ぶことが多い。どうすれば直りますか?」

読者の悩みを教え上手なプロがマンツーマンで解決する連載「ゴルフジム」。今回のお悩みは「アイアンで球がつかまらない」というもの。その解決法とは?

PHOTO/Yasuo Masuda TEXT/Daisei Sugawara THANKS/北谷津ゴルフガーデン

教える人/小暮博則

こぐれひろのり。72年生まれ、埼玉県出身。12年、「スタック&チルト」理論の生みの親、M・ベネット、A・プラマーから直接指導を受け、日本人初の公認インストラクターとなる。PFGA主宰

<今週のお悩み>
「アイアンがつかまらずに
ほとんど右に出てしまう」

●小田一徹さん(38歳/身長174cm/ゴルフ歴3年/ベストスコア90/平均スコア100)
トップでフェースが正面を向いていて、かなりオープンになっているのがわかる(2コマ目)。また、ダウンスウィングで右腰が伸び、手元の浮きを誘発しているので、インパクトが「ハンドアップ」+「トウヒット」になっている

小田 アイアンで右に球が出やすいんです。

小暮 小田さんの場合は、テークバックでフェースを開きすぎていて、トップでも左手首が甲側に折れてフェースがオープンになっています。そうなると、クラブのライ角通りに下ろすのが難しいので、結果的にインパクトがハンドアップになって、ボールがフェースのトウ側に当たっています。

小田 それだと、右に出るのは当然ですね。

ライ角通りにインパクトできていない

小暮 アイアンは、ライ角通りにイン-インの軌道で振れれば、基本的にはドローが出るようになっています。ただ、そのためには早めにフェースを閉じて、ダウンスウィングでクラブの動きをできるだけシンプルにする必要があるんです。まずは、始動でフェースをやや閉じるイメージで上げて、トップでは左腕から左手の甲までが真っすぐになるように意識してみましょう。

小田 トップのクラブの位置が、今までと全然違いますね。

小暮 その位置からなら、無理なく、アドレスのときのライ角と同じ角度で下ろせます。その際、右腰が早く前に出てしまうと手元が浮きやすくなりますから、右股関節の曲げ角を少し長くキープするようなイメージでダウンスウィングするといいでしょう。ドリルとして、右足つま先を上げたままスウィングすると、右腰を前に出さずに振る感覚
が身につきます。

小田 右腰が意識しやすい! 芯でずっしり、強く当たる感じがします。

これで解決!
「フェースの開きを抑え
ライ角通りにヒットしよう」

Point
テークバックでフェースを閉じる

ハーフウェイバック(シャフトが地面と平行な位置)では、フェース面がやや下を向くのがスクエア。それよりさらにクローズにする意識で上げると、トップでもフェースが開きにくい

Drill 1
アドレス時のライ角通りクラブを下ろす

棒やクラブなどで、アドレス時のライ角の目安を作り、それと同じ角度で下ろすように意識してボールを打つ。正しいライ角で、イン‐インに振れば、勝手にボールがつかまることがわかる(※人が補助するのは危険なので、練習器具などを活用しましょう)

Drill 2
右つま先を上げてボールを打つ

右つま先を上げると、右股関節の曲げ角を意識しやすくなる。つま先を上げたままボールを打つことで、右腰を伸ばさず、手元を浮かさずにインパクトする感覚が身につく

週刊ゴルフダイジェスト2022年12月20日号より