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振り遅れ、すくい打ち、打点のズレ…スウィングの“悩み別”おすすめドリル7選

ラウンド回数が多いと、スウィングを見直す機会が減り、知らず知らずのうちにスウィングが乱れてしまいがち。ラウンド回数が減りがちな冬こそ、スウィングをリセット&改善するチャンス。そこで、悩みや克服したいクセに応じたおすすめの「ドリル」を武田登行プロに教えてもらった。

PHOTO/Yasuo Masuda THANKS/松原ゴルフガーデン

解説/武田登行

豊富なアマチュアの指導経験を持ち、理論的なレッスンには定評があるスウィング研究家。松原ゴルフアカデミーのヘッドプロ

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  • ラウンド回数が多いと、スウィングを見直す機会が減り、知らず知らずのうちにスウィングが乱れてしまいがち。ラウンド回数が減りがちな冬こそ、スウィングをリセット&改善するチャンス。そこで、悩みや克服したいクセに応じたおすすめの「ドリル」を武田登行プロに教えてもらった。 PHOTO/Yasuo Masuda、Hiroyuki Okazawa THANKS/松原ゴルフガーデン ……

●CONTENTS●
>>「振り遅れ」解消ドリル
>>「すくい打ち」解消ドリル
>>「テンプラ」解消ドリル
>>「スライス」解消ドリル
>>「伸び上がり」解消ドリル
>>「1Wの打点ズレ」解消ドリル

「振り遅れ」解消ドリル1
右手で左手叩き打ち

右手でクラブを短めに握り、左手はグリップに添えるように構える。左手は動かさずハーフスウィングの大きさまでテークバックし、両手を合わせるように打つ。テークバックは手だけで上げず胸を開いて肩を回し、腰を丸めるようにインパクトする。


「振り遅れ」解消ドリル2
クローズスタンス打ち

通常よりも狭めのスタンスから左足を10センチ前、右足は10センチ後ろにする。ボールの位置が体の正面にあることを確認して、クラブを短く持ってスウィングする。フィニッシュは取らなくてもいい。体の正面でボールをとらえる感覚が身につく。

「すくい打ち」解消ドリル
右手人さし指伸ばし打ち

右手の人さし指を伸ばしてグリップしボールを打つ。トップで右手人さし指でクラブを支えていることを感じるのが大事。ハーフウェイダウンでは人さし指がグリップの上になるので、クラブが下から入らず、上から下りてくる。

「テンプラ」解消ドリル
ボールから離れて打つ

テンプラが出る人は頭が飛球線方向に突っ込む人が多い。通常よりボールから10センチほど離れて構える。体の上下動や軸のブレが起こるとボールに当たらなくなるので、離れて打つ練習をするといい。フォローで左ひざが伸びないように振ろう。

「スライス」解消ドリル
トウ起こし打ち

通常のアドレスからハンドファーストにする(インパクトの状態)とフェースは開いて右を向くのでトウ側を起こす必要がある。フェースを15度くらい開いて構え、ダウンで右腕を外に開きながら手首を内側に絞り、トウを起こしフェースでボールを押すように打つ。

「伸び上がり」解消ドリル
左つま先閉じ打ち

左足のつま先を開くと、インパクトで腰が浮いて腕の通り道がなくなり伸び上がりやすくなる。左足のつま先を閉じて構えると、インパクトで左腰が自然に背中側に引けるので、腕の通り道を確保しやすくなり、伸び上がりを防止できる。

「1Wの打点のズレ」解消ドリル
イチ・ニッ・サン打ち

アドレスでインパクトの形を作り、そこからトップまで上げたら、ゆっくりインパクトまで戻し、またトップまで上げ、再度インパクトに戻し、3度目のトップからボールを打つ。50ヤードくらいしか飛ばさないつもりで、ゆっくりとスウィングする。

週刊ゴルフダイジェスト12月13日号より