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ドライバーはいいのにアイアンがダメ! そんなときは“3つの素振り”試してみよう

週刊ゴルフダイジェスト
2022.11.16
KEYWORD アイアンダウンブローダフリ解消伊丹大介最下点素振り

ドライバーとアイアン、どちらかがいいと決まってもう一方が悪くなる原因は最下点のズレにあると伊丹大介プロ。ここでは、アイアンの調子が悪いときの解決法を教えてもらおう。

PHOTO／Yasuo Masuda　THANKS／鎌ヶ谷CC

解説／伊丹大介

いたみだいすけ。1976年生まれ。宮城県出身。千葉と埼玉でアマチュアのレッスンを展開するサウスゴルフアカデミーのエグゼクティブアドバイザー。ツアープロによるラウンドレッスンをプロデュース中

アイアンモードに体をリセット!

GD　ドライバーの調子がいいのにアイアンが当たらないのは、最下点が右になっているから、というのはわかりました。では、どうすればアイアンの当たりを取り戻せるのでしょうか?

伊丹　体の中に残っているドライバーショットの感覚をリセットするというか、ドライバーからアイアンにモードチェンジするというか、とにかく最下点を左に戻すことがポイントです。

GD　なるほど。

伊丹　最下点を左に戻すには、素振りがもっとも効果的です。右かかとを浮かせたまま素振りしたり、左足下がりのライで素振りすると、左足体重でインパクトする感覚を思い出して、自然と最下点が左に戻ります。


GD　アイアンは、左足体重のインパクトが基本ですよね。

伊丹　今日イチのドライバーショットのあと、フェアウェイの絶好のポジションからウェッジで大ダフリ!　ああいった残念なミスも減らせるはずですよ。

リセット素振り1
接地する点を確認しながら素振りする

「最下点をボールより左に戻すために、ボールの手前で素振りをします。このとき、必ずボールよりも左側でヘッドが接地することを確認すること。左足体重でインパクトする感覚を思い出すことがポイントです」（伊丹）

リセット素振り2
右かかとを浮かせたまま素振りをする

「普通の素振りで最下点が左に戻らないときは、右足のかかとを浮かせたまま、左足体重をキープして素振りします。体の中に残っているドライバーショットの感覚をリセットするときにも有効です」

リセット素振り3
左足下がりで素振りする

「左足下がりの素振りも、強制的に左足体重で振ることになるので、最下点を左に戻すことができます」

Point
斜め下に向かってクギを打ち込むイメージ

「ボールにクギを打ち込むイメージを持つと、ボールをどこに置いて、どう構えるとクギを打ち込めるか自然にわかるので、ダウンブローにヒットしやすくなります」

伊丹プロのお手本スウィング

Drill
ボールの右にタオルを置く

「アイアンが当たらないときは、ボールの30センチ右にタオルを置いて、最下点をボールより左にして打つ感覚を取り戻します」

週刊ゴルフダイジェスト2022年11月22日号より

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