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【飛距離が伸びる“かかと使い”】#3 ダウンスウィングは「左かかと軸」で回る!

バックスウィングは、右かかとに体重を乗せることで体をスムーズに回せるというが、切り返し以降はどうすればいいのか。引き続き吉田一尊プロに聞いていこう。

PHOTO/Yasuo Masuda、Blue Sky Photos THANKS/浜松町ゴルフクラブ

解説/吉田一尊

“飛距離アップ請負人”の異名を持つプロでユーチューブでも大人気。飛ばしに特化したレッスンが高く評価されている。自身でクラブ(グランディスタ)開発も行い、インドア練習場(浜松町ゴルフクラブ)をプロデュースするなど、多方面で活躍

>>現代のクラブにあった“体の回し方”とは?

切り返しは左つま先から左かかとへ

バックスウィングだけでなく、切り返しにおいても「かかと使い」が重要になると吉田プロは言う。

「切り返し以降も足裏を使いますが、意識するのは左足のみでOKです。まずは切り返しで左足のつま先を踏み込みます。つま先方向にグッと力をかけるイメージです。すると地面反力を得て、曲げた左ひざが伸びていきます。それと同調して左足のかかとに乗ることで体の回転を止めずに一気に体を回すことが可能です。

B・デシャンボーのフィニッシュでの左足のつま先に注目してみてください。左足のつま先がめくれる、つまり左足のかかとで回っているのがよくわかります。左足のつま先で回ろうとすると右腰が前に出てしまうため、アウトサイドイン軌道になったり、体が伸び上がってしまいます。左足のかかとを軸に回ることで、体の回転にブレーキがかからず、スムーズに体を回していけるのです。左ひざへの負担も少なく、体にやさしい動きと言えます」


つま先とかかとを使った足裏の使い方がわかると、さまざまなメリットも生まれるという。

「アマチュアはそもそも体が回っていません。だから手や腕を使ってクラブを上げるしかないのです。逆に言えば、体を回すことができれば手打ちは解消されるはず。またクラブを体で上げることができるのでフェース管理もしやすくなります。アマチュアに多いインサイドにクラブを上げたり(フェースが開く)、アウトサイドにクラブを下ろす(フェースが閉じる)といった、手打ちの動きが抑えられるからです。そして右サイドに移動してテークバック、左サイドに移動してフォローといった左右の体重移動も使いませんので、スウィング軸もブレにくくなります。つま先とかかとを使った体の回転をマスターすれば、スウィングも飛距離も間違いなくレベルアップしますよ」

最後に吉田プロは、左つま先を踏んで切り返し、左かかとに乗ってインパクトする、という動きはアプローチにも最適と教えてくれた。

吉田プロ直伝の「かかと使い」で飛距離アップを目指そう!

切り返し……左つま先を踏み込む

右かかとに体重を乗せてトップを作ったら、切り返しで左つま先をグッと踏み込んでいく。すると地面からの反力を得て、左ひざが伸びていく

インパクト……左ひざを伸ばし、左かかとに乗って回転

「多くのプロは体が開いた状態(腰や胸がターゲットに向く)でインパクトを迎えます。フェースを返すのではなく、体の回転でボールをとらえるからこそ、曲がらずに飛ばせるのです。それを可能にするのが左足のかかとを軸にした体の回転なのです」(吉田)

Drill
フェースを閉じたまま体の回転で引っかけを打つ

ハーフスウィングでいいのでフェースを閉じたまま、体の回転だけで打ってみよう。フックや引っかけが出れば、体がしっかり回った証しになる。このとき左足のつま先からかかとへの体重移動を意識しよう

かかと使いが分かるとアプローチも簡単に!

かかとを使ったスウィングは実はアプローチにも最適だという。「左足のつま先に踏み込みながらクラブを上げ、左かかとに乗って体を回すだけです。軸がブレないのでインパクトのミスが激減します」

週刊ゴルフダイジェスト2022年10月11日号より