【人気連載アーカイブ】ミナセの小部屋 Vol.21「飛距離ロスの元凶“左ひじ引け”を直すには?」
1年で50ヤードも飛距離を伸ばした『ゴルル』メンバーの小澤美奈瀬が飛ばしの秘訣を伝授する本連載。今回は、飛距離ロスの元凶「左ひじ引け」を直す方法を教えてもらった。
PHOTO/Takanori Miki
こんにちは、小澤美奈瀬です。今回は、おそらく悩んでいる人が多いと思われる“インパクトでの左ひじの引け”。これを解消するヒントを紹介いたします。
インパクトで左ひじが引ける人の特徴として、力づくで左わきを閉めようとする傾向があります。しかし、これではヘッドはまったく走らないので飛距離は出ませんし、むしろ、左ひじが引ける動きを助長しているだけなんです。
そこで私がお伝えしたいのは、ひじを支点にして、“前腕”が主役となってクラブを振るということです。このとき気をつけてほしいのが、グリップの強さ。肩が力まないよう、適度に柔らかく握ってください。
腕の力が抜けて、前腕を素早く動かしやすくなるからです。初めは、前腕だけを振ってボールを打ってみてください。そこから徐々に体の動きを加えていけば、自然と左ひじが引けたり、わきが開かないスウィングになっていきます。
やってみると、意外と簡単にできると思いますので、ぜひ試してみてください。
Point
フォローで手元よりヘッドが先行する
前腕だけ動かすイメージ
週刊ゴルフダイジェスト2020年3月3日号より