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【人気連載アーカイブ】ミナセの小部屋 Vol.21「飛距離ロスの元凶“左ひじ引け”を直すには?」

1年で50ヤードも飛距離を伸ばした『ゴルル』メンバーの小澤美奈瀬が飛ばしの秘訣を伝授する本連載。今回は、飛距離ロスの元凶「左ひじ引け」を直す方法を教えてもらった。

PHOTO/Takanori Miki

小澤美奈瀬
おざわみなせ。1992年生まれ、愛知県名古屋市出身。小誌・美女ゴルフユニット『ゴルル』メンバー。現在、ミニツアーなどに参戦しながら、主に東京や名古屋などで飛距離アップのレッスンを行っている。USLPGAティーチングプロ
前回のお話はこちら

こんにちは、小澤美奈瀬です。今回は、おそらく悩んでいる人が多いと思われる“インパクトでの左ひじの引け”。これを解消するヒントを紹介いたします。

インパクトで左ひじが引ける人の特徴として、力づくで左わきを閉めようとする傾向があります。しかし、これではヘッドはまったく走らないので飛距離は出ませんし、むしろ、左ひじが引ける動きを助長しているだけなんです。


そこで私がお伝えしたいのは、ひじを支点にして、“前腕”が主役となってクラブを振るということです。このとき気をつけてほしいのが、グリップの強さ。肩が力まないよう、適度に柔らかく握ってください。

腕の力が抜けて、前腕を素早く動かしやすくなるからです。初めは、前腕だけを振ってボールを打ってみてください。そこから徐々に体の動きを加えていけば、自然と左ひじが引けたり、わきが開かないスウィングになっていきます。

やってみると、意外と簡単にできると思いますので、ぜひ試してみてください。

Point
フォローで手元よりヘッドが先行する

ひじを支点にして前腕を動かすイメージを持つと、インパクトで左ひじが引けたりわきが開いたりしないので、ヘッドが加速して手元を追い越した形のフォローになる。

前腕だけ動かすイメージ

週刊ゴルフダイジェスト2020年3月3日号より