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【ゴルフジム】「抑えて振っているのに、たまにチーピンが出てしまいます」

読者の悩みを教え上手なプロがマンツーマンで解決する連載「ゴルフジム」。今回のお悩みは「たまに出るチーピンを直したい」というもの。その解決法とは?

PHOTO/Yasuo Masuda TEXT/Daisei Sugawara THANKS/イーストゴルフスクール

教える人/森山錬

もりやまれん。96年生まれ。ジュニア時代から飛ばし屋として知られる。ヘッド速度は50m/s以上。代々木高校ゴルフ部コーチ。東京・五反田の「イーストゴルフスクール」でレッスン中

<今週のお悩み>
「思い切り振っていないのにチーピンが出てしまいます」

●長谷川大祐さん(44歳/身長170cm/ゴルフ歴5年/ベストスコア72/平均スコア80)
イン‐アウト軌道のため、基本的な球筋はフック系。問題点として、ダウンスウィングで、軸が右に傾くほど右の側屈(右わき腹を縮める動作)が強い。これだとイン‐アウト軌道が強調されすぎて、強く左に曲がる球が出る可能性がある

長谷川 持ち球はフック系なんですが、たまに曲がりが強くなるので、ドライバーはできるだけ100パーセントの力では振らないようにしています。それなのに、時々チーピンが出てしまうんです。

森山 確かに、もう少し振れるのに、あえて振りを抑えているスウィングに見えます。「まとめるゴルフ」を目指している印象ですね。でも、「振らないのに」チーピンになってしまうというのは、メカニズム的な問題があるということです。ちょっと気になったのが、アドレスでハンドダウンが強いことですね。

長谷川 抑えて打つには、そのほうがいいかと……。

インサイドアウトに振るクセが強くなりすぎています

森山 ハンドダウンにすると、トウが上がってフェースが左を向きやすくなりますよね? これだと、少し間違うとチーピンになります。逆にハンドアップに構えたほうがフェースはかぶりにくくなるので、チーピンのリスクを減らせるんです。それと、ハンドアップに構えようとすると、上体の前傾が起きて、横回転要素が強くなりますが、横振りになるほど、クラブにかかる遠心力で手元が上がりやすくなるので、さらにチーピンのリスクは減ります。

長谷川 なるほど。

森山 それと、ダウンスウィングで右サイドを縮める動き(右側屈)が少し強すぎるので、足元をややオープンにして、上体(軸)を垂直に保ったまま振るように意識すると、極端なインサイドアウトにならずに、曲がりが穏やかになりますよ。

これで解決!
「上体を少し起こして
 横振り要素を増やして打とう」

Point 1
手元は少しハンドアップにする

グリップを短めに持ち、ボールに近づいてハンドアップに構える。ヘッドのトウが下がるので、フェースは右を向きやすくなる

Point 2
足元はわずかにオープンにする

フック系の人は無意識に右足を引いて構えがち。逆に少しだけオープンに構えるようにすると、過度なイン‐アウト軌道にならない

Point 3
軸を垂直にして回転する

軸が右に傾くほどイン‐アウト軌道が強くなり、チーピンの危険が高まる。アドレスから上体を垂直にし、垂直を保ったまま回るといい

Drill
左右に回転しながら両手をぶらぶらさせる

真っすぐに立った状態で体を左右に回転させると、両腕が遠心力で浮き上がる(写真)。スウィング中もこの力を使うことで、ヘッドがトウダウンし、フェースがかぶりにくくなる

週刊ゴルフダイジェスト2022年3月22日号より