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アイアンの「ダフリ癖」はこれで解消! スタート前の練習は「ショートアイアンでひたすらトップ」がいいらしい

ラウンド前の「1カゴ」でどんな練習をすればいいか。精鋭コーチがオススメの30球練習を教えてくれている「週刊ゴルフダイジェスト12月14日号」の特集の中から、「ダフリ癖」のある人にオススメだというスタート前練習法をピックアップ。

PHOTO/Hiroaki Arihara

植村啓太

うえむらけいた。片山晋呉・臼井麗香などのトッププロを指導するプロコーチ。K’s Island Golf Academy主宰

武市悦宏

たけいちえつひろ。分かりやすい教えで数々のアマチュアを飛ばし屋に転身。2013年レッスン・オブ・ザ・イヤー

クラブの「刃」でクリーンヒット!

内藤雄士や辻村明志、青木翔など一流プロコーチ10人に、スタート前にオススメの「30球練習」を聞いたところ、植村啓太と武市悦宏両コーチから同じ答えが。それが「あえて全球トップを打つ」というもの。せっかくのラウンド前の貴重な30球、イメージが悪くなりそうなトップを打ち続けるなんて、なんだかもったいない気もするが、とくにラウンド序盤でダフりやすいという人にはとても効果的な練習なのだという。

植村啓太のスタート前練習
7番アイアン以下の好きなクラブ1本で30球

毎ショット、芯で打つのが難しいように、すべてトップさせるのも難しいという植村コーチ。30球すべて、ヘッドの「刃」の部分でボールの赤道を打ち抜くように打つ練習をすることで、冬の薄い芝でも臆することなくクリーンにヒットできるようになる。

植村コーチおすすめ
ラウンド前のウォームアップ

股関節を意識する準備体操として、スピードスケート選手のように、上体を屈めて左右片足ずつ体重を乗せていく。これを10往復すれば股関節周りの筋肉が柔軟になり、動きやすい体になるという

武市悦宏のスタート前練習
9番アイアン1本で30球

ダフったらボールから顔を離して構える

まず1球打って、ダフッたら上体を起こして再度打ってみる。すると自然と芯で打てるアドレスのポジションがわかってくると武市プロ。ダフリは精神的にも苦痛なので、あえてトップを打つ意識で練習したほうがいいという

武市プロおすすめ!
スタート前に効くクロスステップ素振り

週刊ゴルフダイジェスト2021年12月14日号より