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【人気連載アーカイブ】ミナセの小部屋Vol.35 「飛ぶインパクトは“だるま落とし”」

1年で50ヤードも飛距離を伸ばした『ゴルル』メンバーの小澤美奈瀬が飛ばしの秘訣を伝授する本連載。今回は、飛距離を伸ばすためのヘッドの入れ方について教えてくれた。

PHOTO/Takanori Miki

小澤美奈瀬
おざわみなせ。1992年生まれ、愛知県名古屋市出身。小誌・美女ゴルフユニット『ゴルル』メンバー。現在、ミニツアーなどに参戦しながら、主に東京や名古屋などで飛距離アップのレッスンを行っている。USLPGAティーチングプロ

前回のお話はこちら

ボールを横からとらえよう

今日は、打ち出し角度を上げて、高弾道で飛ばすインパクトイメージを紹介します。

以前の私は、強く叩こうとするあまり、上からボールを潰すようにインパクトしていました。しかしこれでは、打ち出しが低くなって、バックスピン量も多くなってしまうため、急激に吹き上がり伸びのない弾道になっていました。

そこで、ボールを横からとらえるイメージに変えてみたところ、ビックリするくらい弾道が高くなり、滞空時間の長いボールが打てるようになったんです。


どうして横から打つイメージに変えるだけで飛距離が伸びたか。それは、トップからインパクトまでのスウィングアークが大きくなり、ヘッドの運動量を増して強く叩けるようになったからです。

さらに、バックスピン量が減りキャリーとランが増えるので飛んで当然ですよね。ちなみに私は、右のわき(側筋)を縮めるようにして、横から打っているイメージかな?

ぜひみなさんも試してみてくださいね。

Point
右サイドの側筋を縮めます

ボールを横からとらえるインパクトをイメージすると、ヘッドの入射角がゆるやかになり、打ち出し角度が高くなる。さらに、打ち込まないのでバックスピン量が減り、滞空時間の長い伸びのある弾道になって飛距離が出るという

打ち込むとスピン量が増えて飛ばない

週刊ゴルフダイジェスト2020年9月8日号より