【人気連載アーカイブ】ミナセの小部屋Vol.35 「飛ぶインパクトは“だるま落とし”」
1年で50ヤードも飛距離を伸ばした『ゴルル』メンバーの小澤美奈瀬が飛ばしの秘訣を伝授する本連載。今回は、飛距離を伸ばすためのヘッドの入れ方について教えてくれた。
PHOTO/Takanori Miki
ボールを横からとらえよう
今日は、打ち出し角度を上げて、高弾道で飛ばすインパクトイメージを紹介します。
以前の私は、強く叩こうとするあまり、上からボールを潰すようにインパクトしていました。しかしこれでは、打ち出しが低くなって、バックスピン量も多くなってしまうため、急激に吹き上がり伸びのない弾道になっていました。
そこで、ボールを横からとらえるイメージに変えてみたところ、ビックリするくらい弾道が高くなり、滞空時間の長いボールが打てるようになったんです。
どうして横から打つイメージに変えるだけで飛距離が伸びたか。それは、トップからインパクトまでのスウィングアークが大きくなり、ヘッドの運動量を増して強く叩けるようになったからです。
さらに、バックスピン量が減りキャリーとランが増えるので飛んで当然ですよね。ちなみに私は、右のわき(側筋)を縮めるようにして、横から打っているイメージかな?
ぜひみなさんも試してみてくださいね。
Point
右サイドの側筋を縮めます
打ち込むとスピン量が増えて飛ばない
週刊ゴルフダイジェスト2020年9月8日号より