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【ミナセの小部屋】Vol.59 びっくりするほどヘッドが走る!「切り返しで思い切ってしゃがんでみて」

PHOTO/Takanori Miki

1年で50ヤードも飛距離を伸ばした『ゴルル』メンバーの小澤美奈瀬が飛ばしの秘訣を伝授する本連載。今回は踏み込むことが飛距離につながることについて改めて解説してもらった。

小澤美奈瀬
おざわみなせ。1992年生まれ、愛知県名古屋市出身。小誌・美女ゴルフユニット『ゴルル』メンバー。現在、ミニツアーなどに参戦しながら、主に東京や名古屋などで飛距離アップのレッスンを行っている。USLPGAティーチングプロ
前回のお話はこちら

こんにちは! 9月に入って少しずつ涼しい日も増えて、気持ちよくラウンドができるシーズンになってきましたね。

さて今回ですが、改めて踏み込むことの重要性、いわゆる地面反力についてお話ししたいと思います。地面反力がなぜ飛距離アップに重要なのかというと、ものすごく簡単に言えば、体の回転スピードが上がるからです。


トップからダウンへ移るとき地面を踏み込みます。そのときに反動として生じる地面からの反発力を、体の回転運動へと変換できるということです。フィギュア選手がスピンジャンプをする際に一度地面にグッと踏み込むのと同じで、ゴルフでも、切り返しで地面を踏み込むことで、ダウン~インパクトで素早く回転することができるのです。でも、頭の中ではわかっていても、なかなか上手くできないという人も多いでしょう。

そこで私が今回お伝えしたいのは、ミスしてもいいので勇気を出して“極端にしゃがんでみる”です。一度でいいので、頭1個ぶん沈んでみてください。あとはインパクトで思い切り伸び上がるだけで、想像以上に速く振れる自分に出会えるはずです。ただし、伸び上がるときに、腹圧が抜けてしまうと手元が浮いてミスショットになるので、そこだけ注意してぜひトライしてみてくださいね!

これくらい踏み込むイメージで
振ってみてください

トップからダウンにかけて地面を踏み、インパクトで蹴る動きを使うことで、体を素早く回転させることができるする。極端に踏み込んでみると、ヘッドが走る感覚を体感できるはずだ。「インパクトで手元が浮かないように、腹圧もしっかりかけてくださいね」(美奈瀬)

撮影シーンを動画でチェック!

週刊ゴルフダイジェスト2021年月9月21日号より