【読者記者】No.1744「ラウンド後半になるとダフリが増えてしまいます」
読者が自身の悩みを解決する方法について、直接プロに取材する「読者記者」。今回のお悩みは「ラウンド後半にダフリが増える」というもの。果たして解決方法は?
PHOTO/Hiroshi Yatabe TEXT/Daisei Sugawara
THANKS/ミライズゴルフアカデミー
読者記者No.1744 寺田光さん
●40歳 ●自営業 ●ゴルフ歴/4年 ●ベストスコア/106 ●平均スコア/110 ●175㎝・70㎏ ●ドライバー飛距離/240ヤード
先生/西村至央
1977年生まれ。伊澤利光にゴルフ理論を学ぶ。世界ジュニア出場。専修大学ゴルフ部出身。ミライズゴルフアカデミー(神奈川県鎌倉市)を主宰し、プロ、アマチュアを多数指導する
寺田さんのお悩み
「ラウンド後半にダフリが多くなる」
ダフリとトップだと、ダフリのほうが多いですが、ラウンド後半になると疲れからか、ダフリの頻度が一気にアップします。そもそもダフらないスウィングを身につけたいです
ボール位置がかなり右足寄りなのは、ダフりたくないという気持ちの表れか。ただ、ボールを右足寄りに置くことで、リリースを早めざるをえなくなっている
寺田 ダフリが多くて……。特にラウンド後半に多くなります。
西村 ボールがかなり右足寄りなのは、ダフりたくないからだと思いますが、実はそれが逆効果なんです。ダフらないためには、できるだけ長く手首の角度をキープして、体の回転を多くして打つことが大事なんですが、それには、ボールは左足寄りのほうがいいんです。右足寄りにあるボールは、体を回すと当たらなくなるので、回転を止めて、ヘッドを早くリリースするしかなくなります。そうすると、体重も右足に残りやすいので、ますますダフるわけです。
寺田 そういうことか。
西村 ダウンスウィングでは、なるべく長く手首の角度をキープして、最後までヘッドを「落とさない」ことが大事です。お辞儀をするようなイメージで上体を起こさずに、体(腰)を速く回すと、ヘッドが落ちにくくなります。両かかとを浮かせて、つま先立ちの状態で振ると、上体を起こさずに振る感覚がわかると思います。
<問題点>
リリースが早く上体が起き上がる
ボールに「当てよう」という意識が強いと、リリースが早くなり、ダフりやすい。また、それを嫌がって上体が起きやすい
記者「もっと目線を高くしたらダフりませんか?」
プロ「逆にお辞儀する感じで上体を低くしてください」
Point
お腹を引っ込めてアドレスする
アドレスで腰が反っていると、トップで伸び上がりやすい。腹筋を縮めて、背中から腰までを真っすぐにして構える
Drill 1
両かかとを上げたままスウィング
つま先重心だと上体が起きづらい
つま先体重だと、上体の前傾を強めたまま振る感覚がわかり、手元を低く、なおかつ手首の角度を長くキープした状態で振れる
Drill 2
最初に手首に角度をつけて振る
スウィング途中で自然に手首が曲がっても、「曲がった」と認識されにくい。最初にはっきりコックを使うと、手首の動きが意識でき、「曲げたまま」も可能になる
<取材後記>
ダフらない仕組みがわかった
上体を低くしたら、余計にダフるんじゃないかと思いましたが、体の回転を止めなければ大丈夫だということがわかりました。つま先立ちのドリルは感覚がわかりやすかったです。
月刊ゴルフダイジェスト2021年10月号より