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【ゴルフジム】「アイアンでトップ気味の球が多い。ダウンで体が起き上がってしまいます」

PHOTO/Yasuo Masuda TEXT/Daisei Sugawara
THANKS/取手桜が丘GC

読者の悩みを教え上手なプロがマンツーマンで解決する連載「ゴルフジム」。今回のお悩みは「アイアンがトップ気味に当たることが多い」というもの。その解決法とは?

教える人/吉田洋一郎

よしだひろいちろう。78年生まれ、北海道出身。世界のスウィング理論に精通する「ゴルフスウィングコンサルタント」。欧米のトップインストラクターに直接指導方法を学び、ティーチング資格を多数保有。19年度「レッスン・オブ・ザ・イヤー」
受賞

<今週のお悩み>
「アイアンで起き上がってしまい
トップ気味のボールが多いです」

●郡司一弥さん(57歳/身長171cm/ゴルフ歴35年/ベストスコア71/平均スコア84)
ダウンスウィングで、クラブを縦に振り下ろすイメージが強いため、ヘッドの遠心力と引っ張り合う形でやや上体が起き上がり気味になっている。もう少し、ダウンスウィングの軌道をフラットにすることで、起き上がりは抑えられるはず

郡司 アイアンがトップ気味なんです。ダウンスウィングでちょっと起き上がっている感じがします。

吉田 郡司さんは、少しクラブ軌道がスティープ(急角度=縦振り)なので、クラブの遠心力のベクトルが真下に近い方向に向かっています。そうすると、それを上向きに引っ張って相殺する力が必要なので、上体が起きてしまうというわけです。解決策としては、切り返しのときに少しだけ、クラブをフラットなポジションに入れることを意識して振るといいでしょう。

「切り返しでクラブが上から入りすぎています」

郡司 トップのクラブポジションを感じるのは、なかなか難しいです。

吉田 たとえば、左手1本で素振りをしたりすると、切り返しでクラブを寝かせやすいです。左手だけだと、クラブの重さを支えきれずに、自然にフラットになりますから。

郡司 あ、これは感覚がつかみやすいです。

吉田 逆の見方をすると、切り返しでクラブを立ち上げてしまうのは、右手を使っているからということになります。ですので、右手の力を抜くというのも、ひとつのポイントです。

郡司 なるほど。

吉田 もうひとつ、ヘッド軌道はイン-アウトのほうが、入射角がシャローに(浅く)なるので、フォローは少しアウトサイドにヘッドを出す感じにすると、体が起きにくくなります。左わきを軽く締めて、左腕で引っ張るのではなく、体の回転と一緒に左腕を振るようにするといいでしょう。

これで解決!
「切り返しでクラブをフラットな
ポジションに入れる意識を持とう」

Point 1
切り返しで少しシャフトを寝かせる

トップ(から切り返し)でのクラブポジションがフラットだと、シャフトを立ち上げながら下ろすことになる。クラブにかかる力が自然(フェースを閉じる方向)なので、体の無駄な上下動がなくなる

Point 2
ヘッドを少しアウトに振り出す

イン-アウト軌道は入射角がシャローになり、アウト-イン軌道はスティープになりやすい。ヘッドをやや外に振るイメージを持つと、縦振りになりすぎない

Drill
左手1本で素振りをする

左手1本で振ると、トップでクラブの重さを支えきれないので、勝手にフラットになる。フラットなポジションからクラブを引き下ろす感覚がわかると、必要以上に縦振りになりにくい

週刊ゴルフダイジェスト2021年8月3日号より