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【ゴルフジム】「どのクラブでもほとんどスライス……。どうすれば直りますか?」

読者の悩みを教え上手なプロがマンツーマンで解決する連載「ゴルフジム」。今回のお悩みは「どの番手でもスライスしてしまう」というもの。その解決法とは?

PHOTO/Yasuo Masuda TEXT/Daisei Sugawara
THANKS/アコーディア・ガーデン志津

教える人/齊藤かおり

さいとうかおり。岩手県出身。29歳でゴルフを始め、米LPGAティーチング資格を取得。20年、同A級取得。ドラコン競技で342Yの日本記録を達成し、世界大会にも出場。ドラコン日本大会10勝。(株)岐本金属所属

<今週のお悩み>
「なかなか芯に当たらず
 スライスが多いです」

●井川博之さん(37歳/身長178cm/ゴルフ歴2年6カ月/ベストスコア98/平均スコア110)
アドレスで軸が左に大きく傾いていて(1コマ目)、その傾きのままトップまで上げている(2コマ目)。いわゆる、「リバースピボット」になっているため、ダウンスウィングが極端なアウト-イン軌道になりやすい

井川 どのクラブで打っても、ほとんどスライスになってしまうんです。

齊藤 井川さんは、アドレスで上体を左に傾けて構えているんですが、まず、これが大きな問題です。頭が左に傾くので、ドライバーでも左足重心になっているんですね。これだと、ボールをつかまえて叩く形にはなりません。たとえば、私がヘッドを足で止めますから、力を入れて押してみてください。ほら、思ったほど力が入りませんよね? 次に、普段とは逆に、上体を右に傾けて、右足重心にして押してください。

「スウィング軸が左に傾いています」


井川 あれ、全然違いますね。こっちのほうが、断然、強く押せます。

齊藤 そうなんです。強く押せる(叩ける)アドレスは、左耳、左手の外側(甲側)、左内ももが「一直線」というのが、ひとつの目安です。軸(上体)を少しだけ右に傾けて、右ひじを軽く体に密着させると、プレーンに沿って上げやすいですし、切り返しでインから下ろしやすくなります。

井川 今までと、アドレスの感覚がまるで違います。

齊藤 右足体重でクラブを上げ下げする動きに慣れるには、左足の下に台を置いて練習するのがおすすめです。最初に、台に左足をのせた状態でスクワットしたり、軽くジャンプしたりすると、右足体重でバランスよく立てる体のポジションがわかると思います。

井川 最初は窮屈ですが、バランスが取れると違和感なく立てますし、クラブもスムーズに動きますね。

これで解決!
「右足体重でバランスよく立てる
 体のポジションを見つけよう」

頭が右にあるほど強く押せる

動かないように固定したヘッドを押してみると、頭が右にあるほど強く押せるのがわかる(写真右)。頭が左にあると、ヘッドに力が伝わりづらい(写真左)

Point
左耳、左手甲、左内ももを一直線上に

ドライバーのアドレスは、上体がわずかに右に傾き、やや右足体重で構えるのがいい。その際、左耳と左内ももが一直線になり、さらに左手の外側もそのラインにあると、強く叩ける構えになる

Drill
左かかとを上げたまま打つ

インパクトの瞬間までは、右サイドに重心が残っていないと強く叩けない。左足かかとを上げた状態でボールを打つと、右重心インパクトの感覚がわかる

週刊ゴルフダイジェスト2021年7月6日号より