【練習場の“浦”メニュー】Vol.20 アドレスは“なんとなく”では絶対にダメです!
練習場の“浦”メニュー
身長171cmで420Yという驚異の飛距離を誇る浦大輔が、上達に役立つホンモノの練習を伝授する連載「練習場の“浦”メニュー」。プロや上級者ほどアドレスを大事にするが、アマチュアの多くはスウィングほどアドレスについて考えていない。浦さんの考える理想のアドレスとはどんなものかを聞いた
TEXT/Kosuke Suzuki PHOTO/Takanori Miki THANKS/√dゴルフアカデミー


浦大輔
うらだいすけ。身長171cmで420Y飛ばす飛ばし屋にして超理論派。東京・銀座及び池上で√d golf academyを主宰。「浦大輔オンラインアカデミーサイト」では、スペシャルドリルやマル秘レッスンを有料会員限定で配信中
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- 身長171cmで420Yという驚異の飛距離を誇る浦大輔が、上達に役立つホンモノの練習を伝授する連載「練習場の“浦”メニュー」。アイアンショットにおいて、左右の精度以上に重要なのがタテの距離。アイアンの名手とは、タテの距離がブレずにそろう選手にほかならない。でははどうすればそろうのか? TEXT/Kosuke Suzuki PHOTO/Takanori Miki THANKS/√dゴルフアカ……
今月の浦メニュー
ゴルフらしい構えを
作ろうとしない
こんな人にオススメ!
●アドレスがいつも定まらない
●アドレスがカッコ悪い
アドレスがいつも定まらずブレやすい人は、アドレスに基準がなく「なんとなく」構えているケースが多い。そもそもはた目にアドレスが「カッコ悪い」人はそこからいいスウィングができるわけ
もないので、アドレスをきちんと見直し、正しく構える練習が必要だ

理想のトップはかなりアップライト。ならばアドレスもそれに準じたものである必要がある。アマチュアが思っているよりもボールに近く、前傾も浅めなのが理想のアドレスだと浦さんは言う
前回理想のトップの話をしましたが、そうなると当然理想のアドレスは、ということになります。
まず大前提として、アマチュアはアドレスを軽視しすぎです。みなさん、プロゴルファーがどれだけアドレスを大事にしているか知らないんですよね。究極的にはスウィングはほとんどアドレスで決まってしまうといっても過言ではないので、どんなにスウィングをあれこれ考えてもアドレスが悪ければ根本的な解決にはなりません。プロは例外なく毎日丁寧にアドレスをチェックしていますが、そういう努力もせずに「今日は曲がる」とか「当たらない」とか言っているのを聞くと、何を言っとんねんと思いますよ。「いつもアドレスがズレちゃって同じように構えられないんです」っていう人も多いですよね。じゃあ何かアドレスの基準を持ってますかと聞くと、だいたいの感覚で構えているとかいうんですから、
話になりません。
まず大前提として、理想のアドレスはみなさんが思っているよりもボールに近いです。アマチュアはどうしてもアドレスを「どっしり」構えようとしがちですが、これが諸悪の根源の1つ。アドレスはもっと「棒立ち」でいいんです。前傾をしっかり作れとか、かかと体重じゃダメだとか、お尻を突き出せとか、猫背はダメだとか、そういうワードのせいでアドレスがおかしくなっている人がすごく多いと思います。そもそも「ゴルフらしい構え」を作ろうとしないほうが結果的にいい構えになりやすいんです。
まず直立して胸の前でグリップしたら、ひじを伸ばして手元をこれ以上下げられないところまで下げます。このとき手首の角度は解かずにキープしてください。上腕が胸の上に乗っているような感覚で腕の位置が定まったら、あとはヘッドが地面から浮いているぶんだけ前傾してください。これでアドレスは完成です。「体重はつま先側ですか?」とか考えなくて結構。つま先でもかかとでもどっちでもいいので、この手順でアドレスを作ったときに自分がどう感じるかが大事です。みなさんが大好きな「どっしり感」がなくて力が入らなそうだし、前傾は浅いし、なんだかフワフワして不安定に感じるかもしれませんが、この「棒立ち」っぽい感じが正解です。
こうやって構えると、ヘッドが地面に届いた位置、つまりボール位置がかなり体に近いと思います。当然手元も体に近くて、なんだかシャンクしそうに感じるかもしれません。心配ならまずはこの構えから1Yくらいの短い距離を打って、徐々にスウィングを大きくしていけばすぐに慣れます。
ボールに近いということは必然的に軌道もアップライトになり、前回「思っているより高い」と話した理想のトップとも整合性が取れます。何より腕が胸に乗っていてズレようがないので、いつも同じように構えられてアドレスのズレも生じにくいんです。
Point 1
“棒立ち”からちょっとだけ前傾した形

直立して胸の前でグリップし、ひじを伸ばして手元を下げたら、手首の角度を保ったままヘッドが地面に届くまで前傾。ひざは曲げる必要はなく、軽くゆるめる程度
Point 2
構えを解いたときに関節を戻す量が少ない
上記以外でどこかを曲げたり動かす意識は必要はない。アドレスを解いて直立に戻ったときに、「関節を戻す量が少なければ少ないほどいいアドレス」だと浦さん

<コースでの効能>
インパクトで手元が体の近くを通る!
スウィングがアップライトになりエネルギー効率が上がるので飛距離が伸びる。また手元が体に近
い状態でインパクトできるためスウィングが安定し球が曲がるリスクも低減。これも飛距離アップ
に有効なポイントだ
月刊ゴルフダイジェスト2026年9月号より


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