【読者記者】No.1941「コースに出ると突然のシャンクに苦しめられることが多いです」
読者記者がゆく
読者が自身の悩みを解決する方法について、直接プロに取材する「読者記者」。今回のお悩みは「シャンクや引っかけがよく出る」というもの。果たして解決方法は?
PHOTO/Yasuo Masuda TEXT/Daisei Sugawara THANKS/Bull Golf


読者記者No.1941 斉藤暢儀さん
●36歳 ●会社員 ●ゴルフ歴/2年6カ月 ●ベストスコア/94 ●平均スコア/104 ●ドライバー飛距離/200ヤード
先生/加藤颯
98年生まれ、埼玉県出身。大学卒業後、競技ゴルフに転向し、わずか2年でPGAティーチング
プロ実技試験合格。ツアープロを目指しつつ、レッスン活動を行う。オールデイゴルフ所属

斉藤さんのお悩み
「シャンクしたり引っかけたりする」
コースに出ると突然のシャンクに苦しめられることが多いです。無理に直そうとすると今度は引っかけが出るんです。
切り返しでの左への踏み込みが弱く、ダウンスウィング後半から左足を軸にした回転ができていない。これにより手(ヘッド)が外から下りやすくなり、シャンクを誘発している
斉藤 コースでシャンクが出ると止まらなくて、自力で止めようとすると引っかけが出ます。
加藤 体の左右で運動量が違っているのがよくないですね。テークバック側が「10」だとすると、フォ
ロー側が「5」くらいになっています。どうしてそうなるかというと、切り返し以降に左を踏み続けて
いないからなんです。
斉藤 そうなるとどうしてシャンクが出るんですか?
加藤 左が踏めないと、切り返しで下半身と上半身が一緒に動いてしまって、手(と右肩)が前に出て
しまうんですね。ヘッドが前にずれるということなので、ネックに当たりやすくなるわけです。
斉藤 なるほど。
加藤 練習ではなるべく大げさに、体重を左右に移すことを意識するといいです。両足を大きく広げて打つ練習は、体重移動を意識しやすいのでおすすめです。

<問題点>
フォロー側の運動量が小さい
テークバック側では十分に体が回り、手元と体との距離も取れているが、フォロー側はそれが小さい。左足を軸とした回転ができていないことが原因
記者「原因がわからないのでコースで焦ります」
プロ「動く順番を意識すると直せる確率が高いです」
スウィングを安定させるには「動く順番」を守ることが大事。テークバック、ダウンスウィングとも、まず体重の移動があって、その後で腕の動きや体の回転が起こる。両足を大きく広げて、この順番を意識しながら振ると、スウィングの形が整ってくる。足を広げるため、クラブを長く持つと振れないので短く持つ
Point 1
切り返しでまず左腰を引く

切り返しで左足を踏み込み、左腰を後ろに引いて回転すると手は自然に真下に下がる。踏み込みが弱いと上体から動いてしまい、手が前に出る
Point 2
切り返し以降はずっと左足を踏む

左足を踏み込むのは切り返しの一瞬だが、そこから左足自体が回転軸となるので、意識としてはずっと「踏み続ける」感じでいい
Drill
切り返しでわざと
突っ込んで打つ

左足への踏み込みが苦手な人は、切り返しで背中を目標方向に向けて、わざと上体を突っ込ませてみる。倒れないようにバランスを取ることで、自然に左足軸で回れる
<取材後記>
左股関節がもっと動けば
切り返しで左に体重を「移さなきゃ」と思うのですが、股関節が思ったように動かず苦戦しました。何度も繰り返したらコツがわかってきましたが、もう少し練習が必要です。
月刊ゴルフダイジェスト2026年6月号より


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