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【ゴルフの急所】Vol.61 夢のスコア「70台」はどうすれば出せますか?

30歳からゴルフを始め、トップアマとして活躍したのち、49歳でプロ転向。会社経営の傍ら、2020年には日本シニアオープンを制するまでに至った異色プロ・寺西明が、自身が考える「ゴルフの急所」について、読者からの疑問に答える形で解説していく。

PHOTO/Yasuo Masuda THANKS/美奈木ゴルフ倶楽部

>>前回のお話はこちら


ゴルフを始めて12年。やっと80台のスコアが出せるようになりました(ベストは85)。ここまで来たら夢の70台を出してみたいのですが、そのためには、何を考え、どんな練習をしたらいいのでしょう? (大泉誠さん・43歳・平均スコア92)


パッティング練習
“真剣に”やっていますか?

基本的に、ボクは70台のスコアを出すのはそれほど難しくない、と考えています。もちろん、すべての人が出せるとは言いません。

でも、80台のスコアが出せる人が、やるべき練習をしっかりこなせば、それはかなりの確率で実現できる数字なのです。

では、具体的に何をすべきか? まずやってもらいたいのは、70台を出すために自分に何が足りないかを書き出すことです。

ドライバーであれば飛距離は足りているのか、自信を持って打てる持ち球はあるのか。アイアンであれば、番手ごとの正確な飛距離がわかっているか。


苦手な番手はないか。アプローチであれば、転がしも上げることもできるのか、苦手な距離はあるか。パットであれば、ロングパットにもショートパットにも不安はないかなどをチェックし、自分の問題点を明確にします。

そして、70台を出すために何が足りないかを、できるだけ具体的に文字に起こし、可視化するのです。とはいえ、「そんなことを言われても、(70台を出すために)何がどのくらい足りないかわからない」という人も多いと思います。

この場合は、70台で回れるプレーヤーを見つけ、一緒にラウンドをし、70台で回るゴルフがどんなものなのかを知る必要があります。

その人にできて、自分にできないもの。その差こそが、あなたに足りないものです。それがわかれば、「このくらいできればいいんだ」という具体的な目標も見つけられるでしょうし、自分の問題点や練習の課題もはっきりと見えてくるはずです。

ただ、苦手なものがすぐに上手くなることはないので、焦らず、じっくりと時間をかけて直すようにします。

考え方としては、得意なものはどんどん練習して伸ばし、苦手なものは、ちょっとずつ上げていくといいでしょう。

ゴルフは長期的な目標を立てて、それを実現していくことが大切です。今はできなくても、1年後にはこれができるようになろう、5年後にはこうなろう、10年後にはこんな自分を目指そうという感じです。

質問者の方は、43歳ということですから、45歳までに70台を出す、50歳までに平均スコアを70台にする、そんな目標を立ててみるのもよいと思います。

いずれにしても、大切なのは自分を知ること、具体的な目標を、期限を決めてひとつひとつクリアしていくことです。そういう姿勢で臨めば、70台というスコアは決して夢の数字ではないのです。

70台を出す考え

Point 1
まずは、70台を出すために自分に足りないものを書き出す

文字にして可視化することで、問題点を明確にする。わからない場合は、70台で回る人とプレーをして、その人との差を考える

Point 2
自分の欠点、問題点がわかったら、それを克服する方法を考える

問題点が見えたら、それを克服するための練習方法を考え、道具なども見直す。わからない場合は、プロに相談する

Point 3
得意なものはどんどん練習し、
苦手なものは少しずつ改善していく

ゴルフはすぐに上手くならないので、長期的な視野に立って、短所を少しずつ改善していく

マネジメントも大切

「ゴルフを始めた頃のボクは、どんな狭いホールでも、シビアなピンでも、攻め続けてOBや池ポチャを繰り返していました。しかし、競技に出るようになって1打の大切さを知り、リスクヘッジをするようになって、スコアが安定したと思います。70台を出すには、マネジメントも大切。ピンはオーバーさせない、狭くてOBが怖いときは勇気を持って刻む、深いラフや崖、林はきっちりと避けるなど、マネジメント部分も、上級者から学んでいくとよいでしょう」(寺西)

月刊ゴルフダイジェスト2026年4月号より