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【練習場の“浦”メニュー】Vol.13「“右手”を使ってボールをぶっ叩こう!」

身長171cmで420Yという驚異の飛距離を誇る浦大輔が、上達に役立つホンモノの練習を伝授する連載「練習場の“浦”メニュー」。振っても飛ばない人というのは、シャフトを上手に使えていない人だと浦さんは言う。右手を手のひら側に折ってボールを叩く。スウィングの本質の1つだという手の使い方について教わった。

TEXT/Kosuke Suzuki PHOTO/Takanori Miki THANKS/√dゴルフアカデミー ILLUST/Kouki Hashimoto

浦大輔

うらだいすけ。身長171cmで420Y飛ばす飛ばし屋にして超理論派。東京・池上で√d golf academyを主宰。「浦大輔オンラインアカデミーサイト」では、スペシャルドリルやマル秘レッスンを有料会員限定で配信中

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  • 身長171cmで420Yという驚異の飛距離を誇る浦大輔が、上達に役立つホンモノの練習を伝授する連載「練習場の“浦”メニュー」。「コースに行くと練習場のように打てない」という悩みを持つ人は多い。これは素振りが足りないのが原因だと浦さんは言う。本番に強くなるための素振りの仕方を教わった。 TEXT/Kosuke Suzuki PHOTO/Takanori Miki THANKS/√dゴルフアカ……


今月の浦メニュー
“右手”を使って
ボールをぶっ叩こう!


こんな人にオススメ!
●振っても飛ばない人

●インパクトで合わせてしまう人

振っても飛ばないという人、曲げるのが怖くてインパクトを合わせてしまうという人は、シャフトに負荷をかけてしならせることができていない。手の正しい使い方を覚えれば、シャフトをしならせて効率のいいインパクトを実現できる

ビジェイ・シンのように右手を使う

上手いゴルファーの中にも、どうしても飛距離が出ない人っていますよね。スウィングもキレイでパワーもないわけじゃないのに、なぜか飛距離が出ない。

そういう人は、だいたいシャフトをしならせられていないんです。飛距離を出すためには自分だけ頑張ってもダメで、シャフトにしっかり負荷をかけてそのしなり戻りをバチンとインパクトに合わせることが必要なんです。これができなければ、どうやったってインパクトの効率は上がりません。

でも曲げるのが怖くてシャフトをしならせないように振るクセがついてしまっている人って多いんです。中途半端に上手い人にはとくに目立ちますね。

シャフトをしならせてインパクトにタイミングを合わせる感覚は、ワッグルしてみればわかります。顔の前にヘッドを持ち上げて、横方向にワッグルしてシャフトをしならせてみてください。このしなり戻りのタイミングをインパクトに合わせればいいんです。

じゃあスウィング中にこの動きをするにはどうすればいいかというと、簡単に言えば手を使ってボールをひっぱたくことです。右の手首から先を手のひら側に折ってボールを叩くことがすごく重要。極論すれば、これこそがスウィングの本質なんです。

ピンとこないなら、メジャー3勝のレジェンド、ビジェイ・シンのインパクトを思い浮かべてください。右手のひらがグリップから離れるくらい右手首を押し込む「猫手」と言われたインパクト、わかりますよね? わからなかったら「ビジェイ・シン インパクト」で画像検索してみてください。一発で出てきますよ。

インパクトでビジェイみたいに右手を思い切り手のひら側に使えれば、絶対に球は飛びます。「そんなに右手を使ったら左に行きそう」と思いますか? そんなこと考えているから飛ばないんです。ゴルフスウィングのインパクトなんて一瞬ですから、この動きのせいで引っかけるなんてことはありませんし、この手の使い方ならフェースはねじれません。左に行くとしたら、単純に軌道が悪いかフェースコントロールが下手かのどっちかで、右手を使いすぎているせいじゃありません。

とはいえ右手をビジェイみたいに使うには、左手にも秘密があります。右手の位置が下がらないように、左手は上に引っ張ること。引く左手と押す右手のバランスが取れていれば、右手を使えば使うほど飛ばせます。

この動きを身に付けたいなら、最初はウェッジを両手の親指と人さし指でつまんで持ち、ハーフスウィングくらいで球を打ってください。左手は引っ張って、右手の2本指で「猫手」になるようにクラブを押し投げる。ダフったら右手が強すぎるし、トップしたら左手が強すぎるので、左右のバランスを調整してください。自分がグリップにどう力をかけるか、手の向きや使う方向を考えながら打つ。これが練習するってことです。

グリップをねじるように右手を“猫手”で使う

右手を押し投げるようにして「猫手」で使いつつ、左手を引っ張ることで左右のバランスを取る。グリップが上の写真のようにねじれるような力のかけ方ができれば、シャフトに負荷をかけて大きなエネルギーを生み出せる

Point 1
ウェッジをつまんで力の出し方を覚える

両手の親指と人さし指でグリップをつまんで持ち、インパクトで猫手になるように右手を使ってハーフスウィングし、手の使い方を身に付けよう

Point 2
シャフトをしならせてインパクトに合わせる

横方向にワッグルしたときのシャフトのしなり戻りのタイミングに合わせて右手を使いインパクトすることで、効率よく大きなエネルギーを生み出せる

<コースでの効能>
飛ばしの右手の使い方が身に付く!
左手を引き、右手を押す。左右の手をバランスよく最大限に使うことができれば、飛んで曲がらないスウィングが身に付く。ビジェイ・シンの「猫手」のようなインパクトをイメージしよう。右手は使えば使うほど飛ばせるのだ。

月刊ゴルフダイジェスト2026年2月号より