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【大西翔太のSWINGど真ん中】Vol.25 スライスの主原因“突っ込み”を防ぐには?【動画あり】

ゴルフのスウィングを基礎からしっかり学びたい人や、初心者にゴルフを教えたい人は必見! 青木瀬令奈のコーチを務める大西翔太が、最新理論を踏まえた“ど真ん中”のスウィング理論を指南。

TEXT/Masato Ideshima PHOTO/Shinji Osawa THANKS/船橋CC

大西翔太 おおにし・しょうた。1992年生まれ千葉県出身。青木瀬令奈のコーチ兼キャディとしてツアーに帯同。「気持ちは熱く、理論はやさしく」をモットーにアマチュアにもレッスンを行う。「ゴルフをメジャースポーツにしたい」と、様々な活動を行っている

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上体の突っ込みが
スライスを生む

初心者の方はもちろん、多くのゴルファーの悩みのタネといえばスライスです。スライスが出る最も多い原因が突っ込み。いわゆる体重移動と呼ばれる横の動き方を間違えるとスライスが出やすくなります。

スウィングには横の動きが必要ですが、下半身と一緒に上半身も動いてしまうと突っ込みになります。下半身は左にウェイトシフトさせても上半身は右に残す。この感覚が大事で、上半身が突っ込むことで入射角が鋭角になり軌道がカットになる。これがスライスになる原因です。

ではどのように突っ込みを解消させるのか。ポイントは首です。肩に力が入って首が短くなっていると腕やクラブがスムーズに動かなくなります。結果、ヘッドをなんとか行かせようとして、上半身が突っ込む動きにつながるわけです。肩の力を抜いて首が長く見えるように構える。そうすることで肩の回転がスムーズになり、腕が振れるようになります。上半身が体の右サイドに残るようになるとヘッドはインサイドから入るようになります。

肩の力が抜いて首が長く見える状態を作ろう

プロや上級者のアドレスを見ると首が長く見えるはず。これは肩に力が入っていない証拠で肩が回転しやすい状態。下半身をウェイトシフトさせつつ上半身を右サイドに残すにはいかに肩がスムーズに回転できるかがポイントになる

肩に力が入っていると上体が突っ込みやすい

上半身、特に首や肩周りに力が入っているとスムーズにヘッドが動かないので、自ずと上半身から動きやすくなる。上半身を左右に動かさないとヘッドが動かない状態になるので、突っ込む動きが強くなりヘッドが上から入り過ぎるカット軌道になってしまう


詳しい解説は動画をCHECK!

月刊ゴルフダイジェスト2026年1月号より