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【読者記者】No.1923「傾斜地になるとフェアウェイウッドが当たらなくなります」

読者が自身の悩みを解決する方法について、直接プロに取材する「読者記者」。今回のお悩みは「フェアウェイウッドが傾斜地で当たらない」というもの。果たして解決方法は?

PHOTO/Yasuo Masuda TEXT/Daisei Sugawara THANKS/Bull Golf

読者記者No.1923 佐藤智美さん

●27歳 ●会社員 ●ゴルフ歴/3年 ●ベストスコア/96 ●平均スコア/102 ●ドライバー飛距離/180ヤード

先生/加藤颯

98年生まれ、埼玉県出身。大学卒業後、競技ゴルフに転向し、わずか2年でPGAティーチングプロ実技試験合格。ツアープロを目指しつつ、レッスン活動を行う。オールデイゴルフ所属

佐藤さんのお悩み
「フェアウェイウッドが傾斜地で当たらない」


平らなところだと大丈夫なんですがちょっとでも傾斜が入ると打てません。フェアウェイウッドを使いこなしてスコアアップしたいんです。


トップでの手の位置がかなり高く(2コマ目)、このままだと体の右サイド(テークバック)と左サイド(フォロー)のバランスが悪い

佐藤 フェアウェイウッドがコースだと当たらなくて……。

加藤 テークバックのコックが多くて、やや手で上げている感じです。もう少し体でコンパクトに上げておいて、切り返しでクラブを体から遠ざけるように下ろすと、バックスウィングよりダウンスウィングのクラブ(ヘッド)の運動量が大きくなって、楽に飛距離が出せます。大きな円弧で下ろすことで入射角が安定するので、傾斜地でも当たりやすくなります。

<問題点>
トップで手が高くフィニッシュで低い

テークバックの後半から手を高く上げてしまっていて、クラブをオンプレーンの状態に引き戻すのに力を使いすぎている

ダウンスウィングで手を前に出さない

手を高く上げると、いち早くボールに向かってクラブを下ろそうとして手が前に出やすい。コンパクトトップなら自然に手を真下に下げられる

記者「傾斜があると普段のスウィングができません」
プロ「左右の大きさを逆にする必要があります」

テークバックではできるだけ体幹の大きな筋肉を使い、クラブが自然に上がるところまで上げればいいという意識を持つといい。それ以上高く上げようとすると、軸が左に傾く、右わきが大きく空くなどの不必要な動作が生じやすくなる

ダウンスウィングの円弧を大きくする
入射角が安定してミート率が上がった!

トップをコンパクトに収めつつ、切り返しで手元を体に近づけないことを意識すると、ダウンスウィング前半の円弧が大きくなる。それによって入射角がゆるやかな角度で安定し、傾斜地でもボールをとらえやすくなる

Point 1
上げたときと同じところに戻す

テークバックでクラブが地面と平行になる地点を、ダウンスウィングでも通過させるイメージを持つと、大きな円弧を保ちやすい

Point 2
グリップエンドをへそから離して切り返す

切り返しでは、手元とへその距離を遠ざけるイメージでクラブを下ろす(写真)。大きな円弧でクラブを下ろせるので、入射角がゆるやかになる

<取材後記>
クラブの通り道を意識してなかった
今までは当てることばかりで、ダウンスウィングでクラブがどこを通るかは、考えてなかったです。クラブの通り道を意識して振ると、勝手に「当たる」のがわかりました。

月刊ゴルフダイジェスト2025年12月号より