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【大西翔太のSWINGど真ん中】Vol.21 夏の深いラフから簡単脱出!「“打って終わり”でOKです!」【動画あり】

ゴルフのスウィングを基礎からしっかり学びたい人や、初心者にゴルフを教えたい人は必見! 青木瀬令奈のコーチを務める大西翔太が、最新理論を踏まえた“ど真ん中”のスウィング理論を指南。

TEXT/Masato Ideshima PHOTO/Shinji Osawa THANKS/船橋CC

大西翔太 おおにし・しょうた。1992年生まれ千葉県出身。青木瀬令奈のコーチ兼キャディとしてツアーに帯同。「気持ちは熱く、理論はやさしく」をモットーにアマチュアにもレッスンを行う。「ゴルフをメジャースポーツにしたい」と、様々な活動を行っている

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無理に振り抜こうとしない

夏のラフは深いだけでなく、芝が元気で抵抗が大きくなります。そんな夏ラフの中でも最も厄介なのはボールが沈んでいる状況。まず、注意してほしいのがセットアップの仕方です。ボールを上げたくなるので、フェースを開いて構える人が多いですが、ボールが完全に沈んでいるときは抵抗が大きくなるので逆効果。フェースは開かずに構えます。さらにボールに直接コンタクトしやすくなるようにボール位置は右足寄りにしましょう。結果的にハンドファーストになり、ヘッドが上から入りやすい構えが完成します。

打ち方ですが、沈んでいると振り抜こうとしても振り抜けないので、インパクトして終わりのイメージを持ってください。インパクトがフィニッシュというイメージです。ボールに直接コンタクトすることで前に飛ばすことができるので、脱出すらできない最悪のミスは防げます。ただ、ボールは強く出るので、距離感に関してはその点を考慮する必要はありますが、なかなか難しいのでまずは脱出させることを優先させましょう。

上から入る構えを作る

ボールに直接コンタクトするために軌道を鋭角にする。ただし、手先の動きで鋭角に振るとミート率が悪くなるので自然に鋭角になるセットアップをすることが重要。ボールを右足寄りにセットして、手元はハンドファースト。これが基本の構え

意識としては打って終わり

振り抜こうとするとボールを上げようとする動きが入りやすくなる。沈んでいるときに大切なことはヘッドを鋭角に入れること。そのためのセットアップをしているにもかかわらずフォローを出そうとすると、鋭角に打ち込めなくなる


詳しい解説は動画をCHECK!

月刊ゴルフダイジェスト2025年9月号より