【アイアン】70ヤードの練習場で7番アイアンを打つと、どこに当たれば150ヤード? 高さを揃えて距離を診る練習術
プロコーチの内藤雄士氏は、実は杉並区の老舗練習場「ハイランドセンター」の社長で、練習場のことなら隅から隅まで知っている練習場マイスターなのだ。そんな内藤氏にアイアンの練習法を聞いた。
インパクトが一定なら高さも一定になる
内藤 アイアン練習で一番大切なのは高さをそろえること。高さがそろうということは、インパクトでの入射角、フェースの角度、打ち出し角が毎回変わらずに打てているということ。ここが大事なんです。
内藤 うちの練習場は70ヤードですが、ここなら7Iでちょうどネットの一番上段のすぐ下あたりに当たる。そこに毎回当たるように練習すること。一つのことに集中することで、より練習効率が上がり、上達のスピードも速まりますよ。
ボールの狙い場所早見表
高さを揃える注意点
【1階打席】 球を上げようとして右足に体重が残りがち
ボールを上げようとせず、切り返しで左股関節にしわを作るように左腰を回そう。肩と腰が地面と平行になり、インパクトは安定する。
【2階打席】 下に意識が行き頭が左に傾く
低い地面を見ながら打つと左に突っ込んでしまう。そうならないように、頭は右に残したまま、腰のリードでフォローを出すようにしよう。
【各階共通】 右手のコックを意識した素振りをしよう
インパクトを安定させる素振りで、コックを開放するタイミングがわかり軌道もよくなる
よく行く練習所の距離と高さを知っておこう!
月刊GD2019年6月号より