【飛ばし】脱 ねん転で回転速度がグンと上がる! 400ヤード飛ばす‟今泉健太郎”の飛ばし術
ごく平均的な日本人体型で、筋トレもストレッチも大嫌い。それなのにドライバーの飛距離は400ヤード超。スウィングを見てもそんなに振っているように見えない、摩訶不思議な飛ばし術の正体は「ねじれ感ゼロ・力感ゼロ」の脱力にあった!
【指導】今泉健太郎
174㎝ 72kgの平均的な体格ながら、平均ヘッドスピードは58m/s、最大飛距離404Y(競技正式記録)を誇るドラコンプロでありティーチングプロ。独自の飛ばし術が好評を博している。大阪府で今泉ゴルフスクールを開催中
飛ばしには、「どう速めるか」より「どう減速させないか」が重要
カッチカチの体で飛ばす今泉プロは飛ばしについて──
「肉体の構造的にねん転差が作れる限界は、せいぜい25度程度。よくねん転差45度なんて聞きますが、無理して回そうとする時点で力が入ってしまいます。私のイメージはクルクル回る1枚の板です」と話す。
それで飛ぶの!? と実際に打ってもらうと、いきなりの300ヤード超え。
「いちばん大切なことは力まないこと。力みが減速を生むんです」
イメージは一枚板。
始動からフィニッシュまで上と下が一緒に回る
ねん転差を使わず、右向け右、左向け左で飛ばせる理由は”力まない”から。実際、今泉プロのスウィングも、全身が同時に右を向いて、左を向くだけ。それだけで400ヤード近く飛ばしてしまうのだ。
ねじろうとするから、力みが生まれる
脱・ねん転で回転速度を上げよう
上の写真は、今泉プロのマン振りトップ。ねん転差はほとんどなく、全身がまるで1枚の板のように飛球線後方を向いていることが分かる。
体を回すための”ひと工夫”肩はスクェア、右足だけを引く
上のトップの写真でも分かるが、今泉プロはテークバックでより大きく体を回すため、10センチほど右足だけを引いて構える。これはムリに体を回そうとしないための工夫だそう。
今泉プロもこのドリルで開眼
「左手1本」で振ってみよう。左ひじを下に向けて振り下ろす
「もともと左腕を強めようと始めたのですが、左手1本で打つと、たまにスゴい球が出たんです」と今泉プロ。考えた結果、ダウンスウィングで「左ひじが下を向き続けること」がキモだと確信したそう。
筋トレも、ストレッチもなしで、ビッグドライブを放つ今泉プロのビッグボールテクノロジー。ぜひ、みなさんも参考にしてみては。
月刊GD2019年6月号より
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