【アイアン】ダウンブローで打とうとする潜在意識がミスを呼ぶ。ハンドファーストインパクトは右ひざがポイント
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アイアンはハンドファーストインパクトでダウンブロー……ちょっと待った。その潜在意識がアイアンのミスにつながっているとしたら……。比嘉一貴プロがアイアンの新常識を教えてくれた。
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【解説】比嘉一貴 ひがかずき。1995年生まれ、沖縄県出身。16年の日本オープンでローアマ獲得。17年プロ入り後、18年に早くもシード権獲得。ツアー初優勝が待たれる期待の新星。フリー
ハンドファーストは下半身の動きで作る
グリーンまで130ヤード。ボールはフェアウェイの絶好のポジション。そうくれば何としてでもグリーンに乗せたいと思うのが、ゴルファー心理だ。ところで、アイアンはハンドファーストでダウンブローにとらえるというのが定説となっているが…。
比嘉 ハンドファーストで打つことは確かに大切です。すくい打ちはボールの手前をダフリやすいですから。でも、ハンドファーストを意識しすぎるとダメになるんです。ダウンスウィングで右肩が突っ込んで、やはりダフってしまいます。
── では、自然なハンドファーストで打つコツは?
比嘉 ボクはインパクトで右ひざを目標方向に押し込むイメージを大事にしています。上半身でハンドファーストを作るのではなく、下半身主体の動きで作るのが正解です。
アイアンでミスをする代表的2パターン
ボールを上げたい気持ちが強い人は、右肩が下がってすくい打ちになりやすく、ハンドファーストに打とうとすると、右肩が前に突っ込んでダフリが生じやすい。アイアンは上半身の動きが主体になるとミスになりやすいので、注意しよう。
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下から入り、大ダフリやトップのミスに
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上からとらえようとしてダフリに
自然なハンドファーストは右ひざがポイントだった
右ひざを目標方向に真っすぐ押し込む
左股関節の付け根を回転させつつ、右ひざを目標方向に押し込んでいく。体重を左足に乗せて、しっかり踏み込んでいこう。上半身はこの動きに連動させればいいだけで、ハンドファーストは自然とできる。
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ダウンスウィングで右ひざが前に出ると、ハンドファーストに打てない
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比嘉プロの右ひざ押し込みアイアンショット
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バックスウィングで右ひざが流れないようにキープし、下半身リードでクラブを下ろしてくる。右ひざは左ひざに近づく
アイアンの基本②に続く
週刊GD2019年6月11日号より