【雨ゴルフ攻略】<ラウンド編>手とグリップを濡らさないことがスコアメイクのカギ
雨の日のゴルフの不快感を払拭しスコアをまとめる秘訣を、年間ラウンド数250以上という“ラウンドの達人”が指南。ここでは、プレー中にできる雨対策の工夫について教えてもらおう。
TEXT/Kosuke Suzuki PHOTO/Katsumi Aida THANKS/マクレガーCC
- 雨の日のゴルフの不快感を払拭しスコアをまとめる秘訣を、年間ラウンド数250以上という“ラウンドの達人”に教わった。 TEXT/Kosuke Suzuki PHOTO/Katsumi Aida THANKS/マクレガーCC 解説/小野寺誠 おのでら・まこと。1970年生まれ。豊富な知識と年間250ラウンド以上コースに出る「現場主義」の指導力に定評がある。雨の日のゴルフにも多くの……
- 雨の日のゴルフの不快感を払拭しスコアをまとめる秘訣を、年間ラウンド数250以上という“ラウンドの達人”が指南。最後は、雨の日にスウィング面で意識すべきことを教えてもらった。 TEXT/Kosuke Suzuki PHOTO/Katsumi Aida THANKS/マクレガーCC 解説/小野寺誠 おのでら・まこと。1970年生まれ。豊富な知識と年……
タオルを濡らさない工夫がカギ
準備万端で雨ゴルフに臨んでも、プレー中の振る舞いが雑だとあっという間に台無し。小野寺プロは、「手とグローブを濡らさないように最大の配慮をするのが雨ゴルフのコツ」だと話す。
「雨の日に必須なのが、カラビナの付いたタオル。これを傘の骨に引っ掛けておき、手やグリップをこまめに拭くことが大事です。ポイントは、ビニール袋の底に小さな穴を開け、そこにカラビナを通してタオルにかぶせておくこと。これで傘を畳んで地面に置いてもタオルが濡れないので、18ホールいい状態を保てるんです」
工夫1
カラビナタオルにビニールをかぶせて傘の骨に掛ける
工夫2
使うポケットの用途を決める
【上着の左ポケット】
グローブとハンドタオル
このポケットはグローブをしまうために、濡らさず常にドライな状態をキープする。ハンドタオルを入れておき、グローブはそれと一緒に収納。濡れたものはそのまま入れないことが肝心だ
【上着の右ポケット】
ティーペグ、ボールとマーカー
ここは唯一濡れたものを入れてもいいポケット。ボールやティーペグ、ボールマーカー、グリーンフォークを入れておく。ボールなどをしまう前に軽く拭いておく配慮は必要
ズボンのポケットは使わない!
カッパのズボンのポケットは使わない。出し入れ時に上着の裾を上げると余計な濡れにつながるし、水が染みてズボンが濡れると不快。カードホルダーは別の場所に保管しよう
工夫3
クラブをしまう前に必ずグリップを拭く
使ったクラブをキャディバッグに戻す際には、必ずグリップの水滴を拭ってから。濡れたまましまうとバッグ内が濡れていき、グリップのコンディションを保てなくなる
工夫4
地面に置くときはティーペグを台座に
バッグから出したが使わなかったクラブは、置いた傘の下にティーペグを刺し、それを台座にグリップを置いて地面から浮かせることで余計な濡れ・汚れを防ぐ
工夫5
傘を持つ手が偏らないようにときどき左右持ち替える
傘を持つ手はついつい偏りがちだが、腕に疲労がたまりスウィングに悪影響を及ぼすので、意識的に持ち替え、左右両方の手で均等に持つようにすることが大事だという
工夫6
暑くてもカッパの袖は外さない!
梅雨から夏にかけての雨は蒸し暑く、ついついカッパの袖を外しがち。しかし袖を外すとグローブやグリップが濡れやすい。中を薄着にし、袖は外さずプレーすることが肝心だ
>>スウィング面で気を付けることとは?
- 雨の日のゴルフの不快感を払拭しスコアをまとめる秘訣を、年間ラウンド数250以上という“ラウンドの達人”が指南。最後は、雨の日にスウィング面で意識すべきことを教えてもらった。 TEXT/Kosuke Suzuki PHOTO/Katsumi Aida THANKS/マクレガーCC 解説/小野寺誠 おのでら・まこと。1970年生まれ。豊富な知識と年……
週刊ゴルフダイジェスト2024年6月25日号より