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【ゴルフジム】「ユーティリティで慎重に狙って打つほど引っかけることが多いです」

読者の悩みを教え上手なプロがマンツーマンで解決する連載「ゴルフジム」。今回のお悩みは「ユーティリティが引っかかる」というもの。その解決法とは?

PHOTO/Yasuo Masuda TEXT/Daisei Sugawara THANKS/葉山インターサイドゴルフパーク

教える人/西村至央

にしむらゆきひさ。1977年生まれ。伊澤利光にゴルフ理論を学び、世界ジュニアにも出場。専修大学ゴルフ部出身。ミライズゴルフアカデミーを主宰し、鎌倉市、横浜市を中心に数多くのゴルファーを指導

<今週のお悩み>
「UTで慎重に狙って打つほど引っかけます」

●平岡 謙一さん(36歳/ゴルフ歴4年/ベストスコア83/平均スコア92/身長178cm)
ダウンスウィング後半で右肩、右腰が前に出て、軌道がアウト‐インになっている。右サイドが出るのは、トップが浅くなってしまうことも原因のひとつ。ゆったり深いトップが作れれば、右サイドを前に出さずに下ろしやすくなるはず

平岡 ユーティリティがうまく打てなくて……。慎重に狙って打つほど引っかけることが多いです。

西村 ユーティリティは、フェアウェイウッドほど長くないので、アイアンに近い感覚で狙い打ちもできるんですが、とはいえアイアンよりは長いので、まったく同じ感覚で、というわけにはいきません。シャフトの長さの分だけ、手元とヘッドにタイムラグが出るので、ある程度トップを深くしてあげて、ダウンスウィングもしっかり下半身のリードを使って、ヘッドが下りてくるのを少し待つような感覚が必要です。浅いトップで上からバツンと打とうとすると、右肩、右腰が前に出て、フェースがかぶって当たりやすくなります。

平岡 それで左に飛んじゃうんですね。

ユーティリティはウッド型、アイアン型のどちらのスウィングでも打てるが、丁寧に狙い打ちしようとするほどアイアン型になりやすい。ただし、アイアンよりシャフトが長いので、まったく同じように打とうとするとミスしやすい

西村 インパクト前後の軌道を「V字」じゃなくて、「U字」にして振るイメージを持つと、フェースがかぶりにくくなります。

平岡 もっとシャローなヘッド軌道をイメージするということですね。

西村 そういうことです。アドレスで右手を上から握ると、ヘッドが縦に上がりやすくなりますから、必ずグリップの下からあてがうようにしてください。始動の30センチくらいは、ヘッドでマットをズズズッとこするようにして上げると、全体の軌道がシャローになりやすいです。それと、右足つま先を少し開くと、右腰が回りやすくなって、フラットな軌道で振りやすくなりますよ。

これで解決!
「深いトップから
シャローな軌道で下ろそう」

インパクト前後を「U字」軌道で振る

アップライトな軌道で「V字」に振ろうとすると、フェースがかぶって当たりやすい。ややフラットな軌道でインパクトゾーンをシャローにすると、スクエアヒットの確率を上げられる。右つま先を開くとフラットに振りやすい

Point 1
右手は下から、左手は上から握る

右手がウィークだと、テークバックでクラブが縦に上がりやすくなる。左手はグリップの上から、右手は下から握ると、右腕が左腕より体に近くなり、フラット軌道になりやすい

Point 2
右サイドを出さずに下ろす

ダウンスウィングの軌道がアウト‐インになると、入射角はきつくなる。右サイドを出さずに下ろせると、入射角がゆるやかになる

Drill
始動の30センチでヘッドを引きずる

スウィングスタートから30センチくらいはソールでマットをこすりながら上げていく。左肩が深く入りやすくなり、アークが大きくなることでインパクトゾーンがシャローになる

週刊ゴルフダイジェスト2024年5月28日号より

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