【ミナセの小部屋】Vol.48 フォローの「左ひじ引け」を防ぐには“猫パンチ”! ヘッドが驚くほど走ります
1年で50Yも飛距離を伸ばした『ゴルル』メンバーの小澤美奈瀬。彼女が飛ぶようになった秘訣をお伝えする本連載。今回はフォローで左ひじが引けないコツについて教えてもらった。
PHOTO/Takanori Miki
遠心力に逆らわないから
手首は自然と折れる
みなさんこんにちは! 小澤美奈瀬です。今回は、ヘッドの動きにブレーキをかけず、最後まで振り切る方法についてお伝えいたします。
よく「フォローで両腕を伸ばしたほうがいいんですか?」という質問をされます。答えは「自然となっちゃう」です(笑)。なぜなら、ヘッドに遠心力がかかっているので、両ひじは勝手に伸ばされてしまうからです。
そこで大切になってくるのが、今回お伝えしたい手首の力感です。
手首に力が入りすぎると、ヘッドは加速させにくく、フォローで左ひじが引ける原因になってきます。でも、飛ばしたいと力んじゃいますよね。そこで私からのアドバイスとして、インパクトしたら右手を手のひら側に曲げる“猫パンチ”をイメージしてほしいんです。これをイメージするとフォローでヘッドを走らせやすくなり、両ひじが伸びて左ひじが引ける動きが解消されるはず。手首は固定せず、柔らかく使ってくださいね!
週刊ゴルフダイジェスト2021年3月23日号より