【松山英樹】重力落下を使うから300ヤード超。ダウンスウィングでの右胸の粘りがお手本
パワーに勝る欧米選手を相手にしても、松山が飛距離でヒケを取らない理由は重力落下を使っているからだという吉田洋一郎プロ。最新のスウィングを解説してもらった。
松山英樹
1992年生まれ。愛媛県出身。アメリカツアー5勝、日本ツアー8勝。
右足で地面を強く蹴り体を高速回転させる
切り返しからダウンスウィングで胸を右に向けたまま、腕とクラブを真下に落としていく。重力よる自然落下を利用して、クラブを効率よく加速させているんです。
もうひとつは右サイドで地面を強く踏み込む動きです。反力を利用して、体を左に流さずにその場で高速回転。インパクトにパワーを集結させているから飛ぶんです。
松山英樹のドライバーショット
【ポイント①】クラブを背中側から下ろす
切り返しからいきなりボールに向かって、手や腕の力でクラブを引き下ろすのはNG。胸を右に向けたまま、腕とクラブが重力で自然に落下し始めるのを待つんです。人が乗ったブランコを後ろから押すときのイメージです。
【ポイント②】右サイドで地面を押す
腕とクラブの重力による自然落下を利用できるダウンからインパクトまでが、効率よくヘッドを加速させる“ゴールデンタイム”です。右足で強く地面を踏むことで、右サイドに体を残したまま、高速で回転することができます。
週刊GD2019年11月12日号より
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