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え、これホントに日本!? 海なし県にあるゴルフ場がハワイすぎると話題
週刊ゴルフダイジェスト
PHOTO／Akira Kato
このご時世、まだまだハワイでゴルフすることは叶いそうもないが、実は日本にいながらハワイ気分が味わえるゴルフ場がある。そのひとつが、ここ群馬県にある「吉井カントリークラブ」だ。
ここはマウナラニ? フアラライ?
いいえ、群馬の吉井CCです。
上信越自動車道・吉井インターから7kmの吉井カントリークラブ。クラブハウスへの進入路の両脇には溶岩が積み上げられ、早くもハワイ島の雰囲気を醸し出している。1996年の開場当初は普通の林間コースだったが、女子ツアー「SANKYOレディース」が開催された2010年には現在のようなハワイアンテイストのコースへと大変貌を遂げていた。浅間山の溶岩を大型トラック2万台分以上運び込み、砕石して積み上げていき数年かけて完成した。
コース内には溶岩だけでなくクジラやウミガメなどのオブジェも配置。クラブハウスも建て替えられ、インテリアもハワイから直送したものばかり。まるでハワイの高級ヴィラに遊びに来たかのような雰囲気で、とても日本でプレーしているとは思えない。群馬なので海は見えず、ヤシの木も1本も生えていないが、ここはまさしく“日本のハワイ”。1度はラウンドしてみたい。
ハワイが好きすぎてハワイ風に大改造
スタッフの制服はアロハ
ゴルフ場のスタッフはフロントとレストランではアロハシャツが制服。心地いいハワイアン音楽が流れていて、リゾートのようにリラックスした気持ちに。南国のリゾート気分が味わえる
ロイヤルハワイアンの
ロビーのような佇まい
ハワイのヴィラをモチーフにしたクラブハウスにはハワイゆかりのキルトや彫刻、絵画などの調度品が飾られている。木葺きの大きな屋根、チークをふんだんに使用した内装など落ち着いた雰囲気
実物大のザトウクジラ!
18番グリーンの左サイドの池では、実物大のザトウクジラのオブジェがジャンプしている。他のホールにもクジラやウミガメ、イルカなどのオブジェが立っていて、プレーヤーを和ませる
練習場はすばる望遠鏡をイメージ!?
吉井カントリークラブ
18H・7101Y・P72
群馬県高崎市吉井町下奥平554
吉井CCでコンペを開催
優勝者は「ハワイアン航空杯」にご招待！
ゴルフダイジェスト・ゴルフツアーセンターでは、吉井CCでハワイ気分を味わえるコンペを企画。優勝者は、なんと11月にハワイ島で開催予定のハワイアン航空杯にご招待! ほかにも、ハワイに関連する賞品を多数用意しております。
日時 2021年6月12日（土）
料金 プレー代2万7500円（セルフ・乗用カートプレー）+コンペ参加費5000円 ※別途利用税・食事代
競技方式 18ホールストロークプレー、ダブルペリア方式
こちらのコースでも
ハワイが“味わえる”!
吉井CCのように徹底してハワイ気分を味わえるコースはなかなかないが、ハワイの「味」を楽しめるコースはある。せめて食事のときだけでもハワイ気分を満喫しよう!
プレートランチでロコ気分が味わえる
「モコチキン」（茅ヶ崎CC／神奈川）
レストランが営業していない代わりに日替わりでキッチンカーが来場する茅ヶ崎CC。ハワイアン料理が味わえる「Loco Kitchen」はゴルファーだけでなく近隣の人にも人気。名物の「モコチキン」はもち粉を付けて揚げたハワイのローカルフード。外はカリカリで中はジューシー。チキンの上にはハニーマスタード。甘酸っぱさと鶏のうま味がマッチしてたまらない!
価格／700円
ノースショア名物
「コナビール&ガーリックシュリンプ」（鶴CC／栃木）
南国リゾートの雰囲気を出した鶴CCのレストランでは、ロコモコやガーリックシュリンプ、ハワイの地ビールなどが味わえる。コナビールを片手にガーリックシュリンプをつまめば、気分はノースショア。
価格／ガーリックシュリンプ1000円、コナビール600円
ハワイのソウルフード
「ロコモコ」（ラ・ヴィスタGR／千葉）
オリーブやヤシの木に囲まれ、池越えの3番パー3など池がらみのホールも多く、異国情緒あふれる「ラ・ヴィスタゴルフリゾート」。ここで味わえるのはハワイ定番の「ロコモコ」。ハンバーグとライスに特製ソースがからんで絶品。
価格／プレー費+220円
ハワイのゴルフには欠かせない
「スパムむすび」（KOSHIGAYA GC／埼玉県）
完全スループレーの「KOSHIGAYA GC」。スタートハウス横にあるキッチンカーで提供されているのが、カリカリに焼いた香ばしいスパムと薄焼き卵をごはんで挟んだハワイの定番「スパムおにぎり」。小腹を満たすのにピッタリ。
価格／260円
週刊ゴルフダイジェスト2021年2月2日号より
