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キーワードは“リズム”『反力打法』でお馴染みのDr.クォンによる飛距離アップセミナーがアツかった!【動画あり】

バイオメカニクスの世界的権威として、ゴルフにおける効率的な体の動かし方を研究するDr.クォンが来日し、最先端の理論が学べる特別セミナーが7月末に開催された。

35度を超える猛暑のなか、東京・新橋のセミナー会場はそれ以上の熱気に包まれた。体を大きく使い、ゴルフスウィングのおける理想的な体の動かし方を身をもって伝えるヤン・フー・クォン教授。

テキサス女子大学でバイオメカニクス(生体力学)を専攻し、PGAツアー選手からジュニアゴルファーまで数多くのスウィングを計測・分析。膨大なデータから、効率よくボールを遠くに飛ばすための体の動かし方を探求し、その成果をプレーヤーに還元している。

今回はアジア諸国を遍歴するなかで日本に立ち寄る機会があり、ぜひ日本のゴルファーにもその一端をお伝えしたいとの希望を受け、急遽セミナーを開催する運びとなった。

今回のテーマは「ゴルフスウィングにおける“リズム”」。最先端の理論を扱う教授から、「リズム」という感覚的な言葉が出てくるのは意外だが、話を聞いていくと、その重要性に納得がいった。

教授が大事にしているのは、いかに体への負担を少なくし、かつ効率的にヘッドスピードを上げるかということ。そのためには、筋力などの自分の力(=内力)よりも、体の外側の力=外力を上手く利用することがカギになる。その外力の中で最も重要なのが、地面を強く踏み込んだときに得られる「地面反力」。これを最大限に活用することで、スウィングで重要な回転力を、無理なく得られるというわけだ。

全部はお見せできませんが……
セミナーの模様をちょっとだけ動画でご紹介!

しかし、地面反力を活用するといっても、ただ闇雲に足を踏み込んだり、ジャンプするような動きをすればいいというわけではない。いい回転を得るためには、踏み込み方にもコツがある。それを体得するためのキーワードが「リズム」というわけだ。

具体的には、リズムよく左右の足に体重を乗せながら行う「ステップ素振り」。右足に乗って体を右に回し、左足に乗って左に体を回す。非常にシンプルだが、これをリズムよく行うことで、自然と地面反力を効率的に使える動きを体に覚え込ませることができる。

クォン教授のYouTubeチャンネルにも、さまざまな動画がアップされているので参考にしてもらいたい。

予定時間をオーバーしても、熱意あふれる教授のレクチャー、そして参加者からの質問は尽きることはなかった。第2弾の開催に期待したい。

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